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カメラ初心者
カメラの基礎を学び、しっかり準備をして撮影したい。
そんなカメラ初心者向けにわかりやすい記事を作成しました。
ごきげんよう、初心者時代は不勉強すぎて全然上達しなかったtomoki(tomoki_biei)です。
脱初心者を達成してみると、一番大事なのは「基礎」でした。
この記事では、初心者に必要な基礎知識がわかりやすく網羅的に学べるので、ぜひ活用してください。
Profile
北海道美瑛町在住。毎日のように美瑛富良野エリアで風景写真を撮影しています。自分の視点で世界を見つめ、探求する日々が続く。
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一眼レフとミラーレスの違い
初心者時代の僕
ミラーレスってミラーがないからミラーレスでしょ?知ってるよ。
tomoki
この程度で知ったつもりになっていた過去の僕。こんな人はどんどん成長が遅れていきます。基礎は超重要です。学びましょう。
具体的にはこれらの違いがありますが、
「なぜミラーをなくしたのか?」
「ファインダーの違いで撮影にどんな影響があるのか?」
こういったことがわかると、自分にはどちらが合っているのかが理解できます。
tomoki
とても大事な基礎知識ですので、ぜひこの機会に学んでください。
フルサイズとAPS-Cの違い
初心者時代の僕
ハイハイ知ってる知ってる!APS-Cとフルサイズはセンサーサイズが違うんだよ(これが全知識)。
tomoki
この知ったかぶり小僧はカメラをはじめて1年以上はこんな状態でした。そりゃ成長しないですね。笑
フルサイズとAPS-Cの違い
- センサーサイズが違う
- 暗所性能などが違う
- カメラの価格や大きさ、重さが変わる
僕は初心者時代に撮りたい写真が撮れなくて悩んだことがありました。
原因はカメラの暗所性能でした。
フルサイズに買い換えたことでスッキリ解決。
tomoki
自分の撮影スタイルによってはAPS-Cが適していることもありますので、ここの基礎知識も大事ですよ。
35mm換算
初心者時代の僕
フルサイズでいうと〇〇mm〜というやつですね。ややこしいから統一してくれよ!と思いながら半分スルーです。
tomoki
ここはガッチリと理解しなくてもいいかなと思いますが、もう少し基本を押さえてほしいところ。
35mm換算のポイント
- センサーサイズが違うと、同じレンズを使っても写せる範囲が変わる
- フルサイズの焦点距離に置き換えるのが35mm換算
- フルサイズの方が広く小さく写る
- APS-Cの方が、狭く大きく写る
35mm換算はまあまあややこしいので、初心者はざっくりした理解で良いと思います。
「それって私にどう関係があるの?」
という部分だけは押さえておきましょう。
ISO感度
初心者時代の僕
ISO感度を上げすぎると写真にざらつきが出るので、なるべく低い数値で撮影するといいよ。でも最近のカメラはセンサーの性能がいいから、思い切って上げても大丈夫になってきたみたい。
tomoki
だいたいこんな感じで理解している人が多いですよね。これぐらいの理解度で、運用に困ることは特にないと思います。
ただ、もう少し踏み込んで理解することで、カメラ運用の質が高まります。
ISO感度のポイント
- ISO感度は光の増幅装置
- カメラのISO感度能力を把握することが大事
- カメラ設定も大事
特に自分のカメラの「ISO感度能力」を知っておくことが肝です。
tomoki
これぐらいまでは学んでおくと、撮れ高が上がってくると思います。
F値
初心者時代の僕
F値は明るさとボケの度合いを変えるのに調節します。F値を低めにしておけば間違いない。
tomoki
誤った理解をしていた過去の僕。今ならF16で撮る風景を当時はF2.8とかで撮っていました。笑
F値のポイント
- F値とは「光の通り穴」の大きさを数値化したもの
- 明るさとボケの大きさを変えられる
- 自分の表現に適したF値を選択する
解放はボケの度合いがわかりやすいですが、絞る撮影でのF値設定は、初心者には難しいかと思います。
基礎をしっかりと身につけ、実践を繰り返しましょう。
シャッタースピード
初心者時代の僕
シャッタースピードはシャッタースピードさ。これはわかりやすいでしょ。特に勉強する必要はないですな。
tomoki
愚か者め。シャッタースピードは撮れ高に直結するのだ。
シャッタースピードのポイント
- シャッターを開閉している時間がシャッタースピード。
- ブレは写真の大敵。シャッタースピードは超重要。
- 自分に最適なシャッタースピードを把握する。
せっかく絶景を撮影してきたのに、現像時に確認すると、わずかにブレていたなんてことがありませんか?
きちんと基礎を身につけ、こういうブレ写真を減らすことができれば撮れ高はグッと上がります。
tomoki
基礎が身につくとスローシャッターという応用もきくようになり、表現の幅が広がりますよ。
焦点距離ってなに?
初心者時代の僕
焦点距離はレンズに書いてる24-70mmとかの数字です。この風景は70mmかなとか、200mmかなって感じでレンズを使い分けますね。
焦点距離のポイント
- 焦点距離は「写せる範囲」の指標となる数字
- 焦点距離と聞いてすぐにイメージできれば問題なし
焦点距離はきっちり理解しようと思うと、とても難しいです。
カメラ雑誌などで、
- 「焦点距離ごとのレンズ紹介」
- 「どれぐらいの焦点距離で解放F値は変わるのか?」
という文章が出てきたとき、パッと意味がわかるぐらいの「最低限の知識」があれば僕は問題ないと思っています。
tomoki
「焦点距離ごとのレンズ紹介」の意味がわからない人は少々知識不足です。ぜひ個別記事を読んでください。
AF方式・AF動作
初心者時代の僕
よくわからないのでなんとなくAF方式は「顔+追尾優先AF」、AF動作は「サーボ」にしてます。方式とか動作とかもイマイチよくわかってません・・。
tomoki
たしかに初心者には難しいかも。でもAFの理解はめちゃくちゃ大事なので、少しめんどくさいけどしっかり押さえてください。
AF方式・AF動作のポイント
- AF方式はオートフォーカスの方式
- 全部で6種類
- AF動作はピントを合わせる動作の種類
- AF動作は3種類
- 理解して最適な設定にする
tomoki
ややこしいかもしれませんが、スルーせずに個別記事を読んで理解しましょう。AF大事です。
測光モード(Canon)
初心者時代の僕
これはなんか、ややこしくてめんどくさい雰囲気をかもし出してるので、あまり深入りしません。とりあえず評価測光でいいと何かで見たのでそうしてます。
tomoki
初心者あるあるかもしれません。このあたりはスルー気味な人が多いと感じます。今、覚えてしまいましょう。
測光モードのポイント
- Canonの測光モードは4種類(ニコン・ソニーは3種類)
- カメラの測光センサーが被写体の明るさを測り、適正露出に設定してくれる
- 特に明暗差がある場面で自分のイメージに近い露出を実現できる
- 初心者の設定は評価測光が使いやすい
基本的には「評価測光」にしておくのが使いやすいです。
たまに「逆光で人物の顔が真っ黒」という観光写真を見かけますが、そんなときは「部分測光」にすると適正露出にしてくれます。
黒つぶれしなくなるということです。
tomoki
知っておくと便利ですが、マニュアル撮影では使えません。自分の撮影スタイルに合わせて取り入れるのがおすすめです。
ホワイトバランス
初心者時代の僕
ホワイトバランスはオートにして、あとはほとんど無視してます。だって、RAWで撮っておけばあとから好きなように変えられるじゃん。
tomoki
ツッコミどころ満載ですが、結果オーライということで。初心者は最初は「オート」で良いと思います。
ホワイトバランスのポイント
- 色温度とも呼ばれ、写真の色味を変えられる
- 写真表現に大きく関わる大事な部分
- 初心者にはオートがおすすめ
初心者にオートをすすめるのは、
RAWで撮るか撮らないか?
微妙な色味の違いが初心者にわかるか?
という問題があるからです。
tomoki
このあたりで悩んでいる人は個別記事を読んでみてください。
記録画質/RAWとJPEG
tomoki
やれやれ。そんな単純明快な話ではありませんが、写真上達においてRAW現像の習得は必須です。
記録画質のポイント
- JPEGは容量が小さく、編集の幅が狭い
- RAWは容量が大きく、編集の幅が広い
- RAWとJPEGの違いをしっかり理解しておく
両者の違いを理解することがとても重要です。この機会に必ず基礎を学んでおきましょう。
tomoki
昔の僕のようにしっかり理解していないと、「RAWで撮っておけば間違いない」という思考停止状態になり、成長が遅れてしまいますよ。笑
ピクチャースタイル
初心者時代の僕
風景を撮影するんだから当然「風景モード」にしてますよ。ピクチャースタイルはめんどくさそうなので今はムリだけど、あとから必ず勉強しますから。とりあえずこれで問題ないでしょ?
tomoki
問題アリアリです。どうせあとから勉強しないでしょ?笑。今ここで勉強してください。
ピクチャースタイルのポイント
- ピクチャースタイルはカメラ内で行う現像のようなもの
- JPEGに適用される。RAWにはされない
- 使いこなせれば編集作業が大幅に短縮できる
RAW現像を覚え、ピクチャースタイルを使いこなせれば、間違いなく写真が上達します。
tomoki
めんどくさがってスルーしてしまう人が多いので、ここをしっかり学んでください。
三脚
初心者時代の僕
ハハ。三脚なんてさほど勉強する必要ないですよね。それよりもレタッチの勉強に時間をかけたほうがいいですな・・完全に。
tomoki
風景撮影するなら三脚は超重要です。撮れ高に直結しますので、基礎をおろそかにしないでください。
三脚のポイント
- 三脚の使用によりカメラを固定できる
- シャッタースピードを落とした撮影が可能
- しっかり固定できなければ三脚の意味がない
風が強い日は三脚もブレます。脚が細いとなおさらです。
tomoki
「その三脚で自分が撮りたい写真は撮れるのか?」を選択の基準にしましょう。そのためには基礎知識が必要です。
レンズの種類と揃え方
初心者時代の僕
風景撮影はやっぱり広角レンズでしょ。まずは奮発して高い広角レンズだけ買いました!いい写真が撮れそうで楽しみ♪
tomoki
僕はこんな理解をしていたために、しばらく広角レンズ一本足打法で風景撮影をしていました。愚かです・・。無知は罪ですね。レンズの種類や使い方、揃え方などの基礎知識は大事だなと痛感しました(泣)。
カメラレンズのポイント
- ズームレンズと単焦点レンズを知る
- 標準、望遠、広角レンズを知る
- マウントを知る
- レンズの表記を読めるようになる
ここが理解できていない人は、僕と同じように「一向に成長しないカメラマン」になってしまいますので要注意です。
tomoki
しかも、なぜ上手くならないのかが自分ではわからないんですよね。しつこいけど圧倒的に大事なのはやはり基礎です。(断言)
センサーの汚れ
初心者時代の僕
写真を現像していたらゴミのような黒い点が写り込むんです。しかもすべての写真に。取り除くのにめっちゃ時間がかかって大変!特に青空を撮るとやばい!
tomoki
ある日、lightroomで現像していて初めて気づきました。センサーの汚れは風景写真の大敵で、現像の効率が悪くなります。しっかり対処しましょう。
センサー汚れのポイント
- 汚れの原因はセンサーに付着するゴミ
- レンズ交換時などに汚れが付きやすい
- F値が高く、絞る撮影で特に目立つ
tomoki
絞る撮影が多い風景写真ではとても気になります(人にもよりますが僕はかなり気になるタイプ)。
についても解説していますので、ご覧ください。
白飛び
初心者時代の僕
これは僕が撮った写真です。チューリップのつぼみが春の訪れを感じさせてくれる情景的な一枚ですね。
tomoki
これが典型的な白飛びです。チューリップのつぼみを見てほしいという意図がある写真ですが、実際に見る人は真っ白な空に視線が誘導されてしまいます。
見せたい部分を見てもらえていないなんて、表現者であるなら誰も望んでいないはず。白飛びを学んで改善しましょう。
白飛びのポイント
- 白飛びとは、明るくなりすぎて真っ白になること
- 白飛びすると色の情報が残っていないため編集不能
- 白飛びを理解して対処する
ソフトで補正する
ヒストグラムを見る
カメラの設定で対策する
などなど、白飛びを理解すれば対処可能です。
tomoki
僕はそもそも「白飛び」というものをしばらく知らないまま撮影し続け、ボツ写真を量産しました。反面教師にしてください。笑
ノイズ
初心者時代の僕
ノイズは敵です。とにかく可能なかぎりISO感度を下げて撮影することを心がけています。
tomoki
たしかにカメラをやっているとノイズは大敵ですね。ただ、意識しすぎてISOやシャッタースピードを過剰に下げすぎるのも問題です。まずはノイズを理解しましょう。
ノイズのポイント
- ノイズとは写真に出る「ざらつき」のこと
- 対処法を知り、実践する
- 高感度撮影に強いカメラを選ぶ
僕の場合は、一生懸命ノイズを意識してISOを上げないように注意していましたが、そもそも撮影スタイルとカメラが合っていませんでした。
高感度に強いカメラに買い換えると、ノイズ問題は嘘のようにあっさりと解決しました。
基本構図
初心者時代の僕
日の丸構図とか三角形構図とか調べるまでもないので大丈夫です。わかってますから。それよりレタッチの方が・・
tomoki
そんな表面的な知識では写真は上達しません!基本構図をしっかり押さえるのは本当に本当に重要です。きちんと学べば確実に上達しますので、おろそかにしないでください!
基本構図のポイント
- 多くの人は学ばないのでここで学ぼう
- 構図がもたらす効果を理解する
- 1つずつ確実に実践する
世の中にある素晴らしい写真は、構図が3つ4つと複合しているものが沢山あります。
基本構図を覚えると、どうしてその写真が素晴らしく見えるのか、理由を説明できるようになります。
そうなると、「自分の写真にも取り入れられるので上手くなる」というカラクリです。
tomoki
超重要なので、いつも以上に力を入れて記事を作りました。ぜひ学んでください。
初心者に必要なアイテム
初心者時代の僕
僕はカタチから入るタイプなので、できるだけ良いものを揃える派です。品質って大事だと思うので。
tomoki
そんなことを言いながら、三脚をケチって買い換えるハメになりましたよね笑。どこにお金をかけるかって大事ですよ。
初心者に必要なアイテムのポイント
- 最低限の撮影アイテムを揃える
- 最低限のメンテナンスアイテムを揃える
- 最初はお金がかかるのでコスパ良く
tomoki
個別記事では、「これは安いもので全然いいですよ」とか書いていますので、参考にしてください。カメラを始めたばかりの頃はお金がかかりますので。
おわりに
いかがでしたか?
本記事は、基礎をおろそかにし続け、まったく成長できなかった僕自身の体験をもとに書き上げました。
記事中でも何度も書いていますが、基礎基本が一番大事です。今回の内容を1つずつ確実に学んだ人は、ゼッタイに上達することをお約束します。
それほどカメラマンは基礎をしっかり学んでいません(僕がその典型でした)。そして振り返ってみて、一番やってよかったと思っていることが基礎学習です。
今回20選ということでたくさん羅列しました。最後にざっと見出しを見てみると、「全部大事だわ」と改めて思いました。
カメラは覚えることが多くて大変ですが、確実に一歩ずつ前進して、素敵な写真を撮影していきましょう^^
では、また!
tomoki(tomoki_biei)でした。
Profile
北海道美瑛町在住。毎日のように美瑛富良野エリアで風景写真を撮影しています。自分の視点で世界を見つめ、探求する日々が続く。
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北海道美瑛町在住。毎日のように美瑛富良野エリアで風景写真を撮影しています。自分の視点で世界を見つめ、探求する日々が続く。