【カメラストラップいらない派】の僕が選ぶストラップランキングTOP3
「カメラストラップは邪魔くさい!」
「いらないと思う!」
「でもみんな付けてるからとりあえず付けとくか・・」
周囲に流されまくって初心者時代を過ごしてきた僕。
時を経てようやく自分の心の声を聞き入れ、たどり着いたストラップたちをご紹介します。
「TOP3」ですが、1位のご紹介がかなり厚めですのでご容赦ください。笑
【北海道美瑛町のフォトグラファー】
地元LOVE♪北海道美瑛町で年間250日以上、自然風景を撮影しています。この鬼撮影により数ヶ月の間に写真が急激に上達。その経験をふまえ、「初心者が上達するためのポイント」をブログ記事に変換して発信しています。
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- 2021年KANIフィルターフォトコンテスト入賞
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【カメラストラップいらない派】の僕が選ぶストラップランキングTOP3
- 第1位:ピークデザイン アンカーリンクスシステム
- 第2位:ピークデザイン クラッチ CL-3(ハンドストラップ)
- 第3位:ピークデザイン キャプチャー
第1位:アンカーリンクスシステム
ニンジャストラップとアンカーリンクスの組み合わせが最高すぎるので、たっぷりとご紹介させていただきます。
- カメラストラップって邪魔くさい
- いろんなところに引っかかる
- カメラバッグに入れるときも邪魔
- みんな付けてるから自分も付けてるけど、正直いらないと思う
「アンカーリンクス」というのは、正確にはストラップではなく、ストラップアクセサリーです。
ストラップとカメラの間にこのアクセサリーをつけることで、ストラップを脱着することが可能になるという素晴らしいシステムであります。
これはカメラガチ勢の間ではとても有名で、プロでも使っている人が多いです。
かれこれ1年半以上このシステムで運用した結果、ストラップいらない派にもおすすめできるなと思い、こうして記事にしている次第であります。
では理由を説明します。
アンカーリンクスがおすすめな理由
最大の理由は、ストラップの脱着が可能だということ。この接続部分から脱着できます。
ストラップを外すと、カメラはこんな感じ。
とてもスッキリ。ストラップ不要派の僕は、最初はこのちょろっとついてるアクセサリー部分すら気になりましたが、すぐに慣れました^^(ほっ。)
僕が思うアンカーリンクスがおすすめな理由は次の通りです。
- 「邪魔くさい」がスッキリ解消
- 「めんどくさい」も一瞬で解消
- 必要なときだけ使える
「邪魔くさい」がスッキリ解消
これまで、カメラストラップは首にかけているとき以外、常に邪魔くさいと思っていました。
特にだらんとしたストラップをいちいち気にしながら撮影するのが本当にストレス。これがカメラマン界隈では当たり前なのかという常識に囚われ、我慢しながら使っていました。
ストラップは三脚使用時にも邪魔をしてきます。特にカメラを雲台に設置する際、クイックシューの進路をことごとく妨害。
アンカーリンクスにしてからこれらのストレスがゼロになり、快適そのものなんです。
「めんどくさい」も一瞬で解消
カメラバッグに入れるとき、毎回、ある程度きれいにストラップをたたんで収納していました。そう。意外とストラップってスペースを取るんですよね。
収納時もめんどくさいですが、取り出すときもめんどくさい。他のものに引っかかったりして、それを直してから取り出すとか、無駄に「イラッ」としますよね。
必要なときだけ使える
ストラップがいらないと言っても、必要なときがたまにあります。カメラ2台持ちで山や森に入るときなどは、ストラップなしだと不便すぎます。
僕はそんなときだけストラップを使用しています。ほぼ毎日撮影していますが、一ヶ月に一度も使わない感じです。これでまったく不便はないです。
ストラップが嫌いな人
使っていてデメリットは感じませんが、懸念されるのは耐久性です。最初、僕も「切れたりしないのかな?」と心配になりましたが、耐荷重が90kg以上あり、切れたという話も一度も聞いたことがありません。
ピークデザイン・アンカーリンクスとニンジャストラップ
ニンジャストラップ38mm
ニンジャストラップ25mm
ピークデザイン「アンカーリンクス」
僕は「アンカーリンクス」に「ニンジャストラップ」というカメラストラップを組み合わせて使っています。ベルト幅が38mmのものを使用していますが、ミラーレスやコンデジなど軽めのカメラは25mmで良いですね。
このニンジャストラップは何が良いかというと、ストラップの長さを瞬時に調整できる点です。これが素晴らしい。
カメラを首からぶら下げる、あるいはたすき掛けにして歩いていると、ストラップが長くてバインバインと揺れますよね?カメラが体から少し離れてはまた当たり、これが僕にとってはすごいストレスで嫌だったんです。(わかる人いますよね?笑)
それがニンジャストラップだと、短くしておけば体にぴったりフィットさせられるので、歩くときとかほぼストレスなしです^^
こういうストラップは「速射ストラップ」などと呼ばれます。
ピークデザイン スライドライト
こちらはアンカーリンクスとストラップがセットになっている速写ストラップ。ニンジャストラップは伸縮を調整するD環という部分が1箇所しかありませんが、これは2箇所あるので、カメラを左右どちらから斜めがけしても調整できるので便利です。
アンカーリンクスは2台分セットになっています。素晴らしい♪カメラ2台につけておいて、ストラップは1本で運用するということが可能です。この点もすごく気に入ってます。
いずれにしても、「アンカーリンクス+速射ストラップ」が、ストラップいらない派にもおすすめの運用ですね。
実は純正ストラップと組み合わせても良い
ストラップの長さを調整しなくても全然オッケーな人は、純正ストラップとアンカーリンクスの組み合わせも良いです。
第2位:ピークデザイン クラッチ(ハンドストラップ)
クラッチは、いわゆるハンドストラップです。
ストラップいらない派の中には、ハンドストラップに興味がある方もいると思います。
僕はアンカーリンクスを使う前はこればかり使っていました。良いですよ^^
ストラップ取り付け金具と三脚穴を利用して取り付けます。
ご覧の通り、普通のストラップよりもかさばらないのでカメラバッグへの収納なども随分と楽です。
ホールド感がとても良く快適♪そしておしゃれ。
これがあると、カメラを持つのがかなり楽ですね。
指の力を抜いても手の甲でカメラを支えられるのが特徴です。
カメラって、持っているだけでも密かにけっこう握力を使っているんですよね。これを使うとそれを実感します。
僕は動物撮影をメインにしていたときによく使っていました。
動物は待機している時間が長いので、これがあると疲労の度合いが全然違います。
その後、風景メインになってからは待機時間は短く、三脚を使うことが増えたので、使う機会が減りました。
スナップや動物撮影が多い人
デメリットは、長時間使用していると手の甲が痛くなってきたこと。最初のうちは頻繁に使っていても問題なかったのですが、10回も20回も使っていると痛くなりました。僕の使い方の問題かもしれません^^;
第3位:ピークデザイン カメラクリップキャプチャー
気付けば全部ピークデザインになってしまいました。決して意図的ではありません。笑
そしてもはやこれはストラップではありませんがお許しください。笑
カメラクリップキャプチャーもピークデザインの商品なんですが、カメラリュックを背負って歩くときに重宝しています。
特に山や森に入って撮影するとき、基本はニンジャストラップを付けた望遠レンズを手に持ち、標準か広角レンズを付けたもう一台をこのようにぶら下げておきます。
ガチなときはこれで万全です。
リュックとカメラに取り付けて接続します。
2台持ちで、シャッターチャンスを逃したくない撮影をする人
デメリットは、プレートのネジが緩んでくることがある点。使用する前にしっかり確認することと、長時間使うときも途中で確認しましょう。
別売りですがプロパッドがあれば、腰にぶら下げることもできます。
tomokiの体験談(カメラストラップ編)
テーマにまつわる僕の体験談を、あなたのお役に立つ形でお届けするのがこのコーナーの趣旨でございます。今回は、「カメラストラップいらない派におすすめのストラップ」です。
僕はカメラストラップが邪魔くさくて本当に嫌いだったとき、完全にストラップを外して、なにもつけずに運用していたことがあります。
実際に使ってみると、「なんだ、全然これでいいじゃん」と思って、しばらくそんな運用を続けていました。
ところがあるとき、事件が起こります。
超望遠レンズを付けたカメラを手に持って、しばらく立っていなければいけない状況でした。カメラが重くてだんだん疲れ、気付かぬうちに握力が落ち、ふとした拍子にカメラを落としてしまったんです。アスファルトの上に。
「ゴツッ!」と鈍い音がしたと同時に、焦りました。「やばい!」と思い、すぐにカメラを確認すると、カメラとレンズの接続部分であるマウントが変形していました。レンズの脱着ができなくなって最悪でした。
修理に8万円以上かかると言われ、マジで絶望しました。
この悲惨な経験があって、ストラップいらない派の僕も、仕方なくストラップをするようになったんです。長時間手持ちすることがある人など、カメラの安全を考えた上でもストラップがあったほうがいいと思います。
そこから色々と試してみて、たどり着いたのが今回ご紹介した運用方法です。僕と同じようにストラップ嫌いで、撮影スタイルが近い人には特におすすめします。ご検討ください。
「カメラストラップいらない派におすすめのストラップ」まとめ
- 第1位「アンカーリンクス+速射ストラップ」
- 第2位「ピークデザイン クラッチ 」
- 第3位「ピークデザイン カメラクリップキャプチャー」
- カメラの安全上も考慮し、嫌いでもストラップはあったほうが良い!
いかがでしたか?
カメラストラップがいらないと考える人でも、できる限りストレスにならずに、カメラを安全運用できる方法です。
自分の撮影スタイルに合うものを取り入れてみてください。