【知っていますか?】写真を上手く撮るための5つの要素(初心者向けに解説)
- どうしたら写真を上手く撮れるの?
- 上手く撮るにはどんな方法があるの?
- 思考法や体験談も聞きたい!
この記事で解説する「写真を上手く撮るための5つの要素」を読み、実践すれば、写真が上手くなりますよ!
それではさっそく本題に入っていきますので、ぜひ読んでみてくださいね。
写真を上手く撮るための5つの要素(初心者向けに解説)
「写真を上手く撮るコツ」や「テクニック」など、検索するとさまざまな記事が出てきます。もちろん、こういった一つ一つはとても大切です。
ですが、写真は総合力です。次の要素を押さえておきましょう。
写真上達5つの要素
- カメラ
- 構図
- 光
- 被写体
- 編集
たとえば、最高のカメラを使っていても、構図を全く知らなければ、いい写真にはなりません。
「写真上達5つの要素」をしっかりと理解し、バランスよく自分の撮影に取り入れ、総合力を高めていくことが重要なのです。
僕自身がこれを実践し、写真がみるみる上達していったので、断言できます^^
それでは、具体的に解説していきます。
カメラ
写真を上手く撮るために必要不可欠な要素がカメラです。
たとえば、一眼レフやミラーレスとスマホカメラを比較してみます。
一眼レフはズームやトリミングに強いです。この点がスマホと大きく違う点です。
僕が初めて一眼レフを使ったとき、トリミングをしても全然画質が落ちなくて(落ちないように見える)、驚きました。
それほど違います。
それに対してスマホの場合は、広角撮影にはめっぽう強いのですが、ズームには弱く、一定以上ズームすると、極端に画質が低下してしまいます。
かといってトリミングにもさほど強くない。iPhone12Proで1200万画素ですから、トリミングするとどんどん画素が低下してしまいます。
最近の一眼レフやミラーレスは、この倍以上の画素がありますので、やはり差がありますね。動物の撮影や星空のなどもスマホカメラには厳しいです。
ここまではスマホとデジカメを比較しましたが、デジカメ同士でも当然、性能に差があります。
例をあげると、フルサイズ機とAPS-C機で撮れる写真は変わります。
APS-C機では夕方の薄暗いシーンを撮ると、写真にノイズ(ざらつき)が出やすくなります。一方のフルサイズは明らかに出にくいです。
このように、カメラの性能の違いによって、撮れる写真と撮れない写真が出てくるということです。
自分の撮影スタイルに合ったカメラを選択することが、重要になってきます。あなたのカメラは自分に合っていますか?
もし上手く撮れない原因がカメラであるにもかかわらず、他のことを改善しようと考えているなら、大事な時間をロスすることになりかねません。
構図
たとえいいカメラを使ったとしても、構図の知識がなければいい写真にはなりにくいです。
きれいな写真を撮るだけならいいカメラがあればいいですが、写真の良し悪しには「構図」が大きく影響してきます。
人間が見て「いい写真だ!」「素敵。」「心地いい」と感じる構図があります。写真が生まれるはるか以前、絵画の時代から研究され続け、長い長い年月をかけて作り上げてきた型が、今ある構図です。
これを学ばないなんて、気が触れているとしか思えません。笑
これは、ジャガイモの花です。CANON EOS 5D MarkⅣという、いわゆるいいカメラで撮影しました。
狙ったところピントも来ているし、きれいに撮れています。
ただこれは、何も考えずにシャッターを切っただけの写真です。PLフィルターの効き具合を確認したくて実験的に撮った写真で、構図のことは一切考えていません。
次の写真を見てください。
構図を入れると、こうなります。同じカメラで撮影しています。
きれいに整列していますよね。「斜線構図」「放射線構図」と呼ばれる構図を意識的に入れて撮りました。
せっかくいいカメラを持っていても、構図を全く知らなければ、宝の持ち腐れになるということです。
構図は基本中の基本ですが、意外と学ばない人が多いです。
僕は構図の重要性を心の底から実感しており、このブログ内の「構図の教科書」で、主要な構図をひとつずつ解説しています。
実践でも使いやすいように、PDFでダウンロードできるようにしています。ぜひこの機会にしっかりと学んでほしいです。確実に写真が上達します。
光
写真は英語で「photograph」です。photoは「光」、graphは「書く、描く」。日本に写真が伝わってきたときは、「光図」と訳されていました。
写真とは光なのです。
この光のことを知らずして、写真の上達は考えられません。それほど大事な要素です。
実は、光にはさまざまな種類があります。
- 強い光
- 弱い光
- 柔らかい光
- 順光
- 逆光
- サイド光
などなど、それぞれの光には特徴があります。
写真が上手い人は、例外なくこれを知っています。
光を味方にすることで、ドラマチックな写真を撮影できるようになります。
先ほどの構図を組み合わせることで、さらにいい写真へと昇華します。
まだ学んでいなければ、ここで基礎を学んでいってください。
被写体
構図や光の大切さを解説してきましたが、なんだかんだ言っても被写体は大事です。
有名スポットに人が集まるのは、いい写真が撮れるからです。
いろんな場所で写真を撮っていると、ときに「本物の絶景」に出会うことがあります。構図とか光とかカメラうんぬんも関係なく、誰でもどんなカメラでもいい写真を撮れてしまうような絶景です。
僕が住んでいる北海道美瑛町では、11月に入ると初雪が降り、有名な景勝地である「青い池」が絶景になります。
見事なまでに美しいです。この風景は、誰がどんなカメラで撮っても上手く撮れてしまいます。SNSにもたくさん上がってきますが、「初雪の青い池」で下手な写真を見たことがありません。笑
ここまでの被写体は滅多に存在しませんが、被写体も重要であることを物語っているエピソードでしたので、ご紹介しました。
一見、さほど目を引く被写体でなくとも、良い光が絡むことで一変することがあります。良い構図と組み合わせることで一変することもあります。
写真が上手い人は、こういう複合技で「いい写真」を作っていきます。被写体を発見する力を磨いていく必要があります。
初心者の方は、まずは経験を増やすことが大事です。たくさん撮影に出て、たくさん写真を撮ることから始まります。
編集
ここまで解説してきたことを全て実践し、最後に写真編集をすることで、写真は完成します。
レタッチとも呼ばれますが、Lightroom(ライトルーム)という編集ソフトを使う人が多いです。
https://tomoki-photography.com/lightroom/
写真編集ソフトって、かなりめんどくさそうというか、難しそうじゃないですか。まだ手を出していない方もいると思いますが、初心者ほど編集が必要だと思っています。
なぜなら、編集が必要ないほど完成された写真を、初心者は撮れないからです。
逆に上級者になってくると、現場で極限まで写真を仕上げて撮影し、編集はほとんどしないとか、全くしないという人もいます。そういう人ほど実は編集もうまいんですけどね。
ということで、あまねく初心者から上級者まで、写真編集は必須のスキルです。ぜひ学んでほしいのですが、実際のところ、用語を見ただけで意味不明すぎて萎えてしまいますよね。
- 露光量
- コントラスト
- ハイライト
- シャドウ
- 白レベル
- 黒レベルetc…
「全部わからん!」となります。僕も最初は全くわからずに大苦戦しました。
初めての編集ソフトにLightroom(ライトルーム)を使ったのですが、最近、思っていることがあります。
編集をしたことがない人は、もしかしたらスマホの編集アプリから入った方がいいんじゃないかという仮説。
明らかにスマホ編集の方がかんたんなので、アプリで慣れてきてからPC編集に移行した方が挫折しない気がします。ちょっと誰か試してみてほしいです。
スマホの編集アプリに関しては、僕が超初心者向けに完全解説していますので、かなりわかりやすく始められると思います。
できれば、本格的な編集ができるsnapseedがおすすめです。snapseedである程度、編集が慣れてくると、わりとすんなりLightroomに移行できるはずです。おそらくですが。
本当に自信がない方はfoodieでOKですよ^^いずれにしても編集の重要性がわかると思いますので。
tomokiの体験談
テーマに関する僕の体験談をお伝えするという、毎度おなじみのこのコーナー。
もちろん、なんらかの形で役に立つ体験談を書いているつもりです。今回は、「写真を上手く撮るための5つの要素」ですね。
- カメラ
- 構図
- 光
- 被写体
- 編集
この5つの要素の中で、最優先に取り組んでほしいのは何かというと、「構図」ですね。
構図の基礎を押さえていくと、確実に写真に良い影響を与えていきます。僕がそれを体験していますので断言してしまいます。
けっこうみなさん、構図を勉強していないと思いますよ。三分割構図とか、日の丸構図ぐらいはなんとなくわかっていると思いますが、多くの人はそれぐらいな感じだと思います。
僕は構図に関する記事を14記事書いていますが、全部読んでほしいです。そして実践してほしいのです。
「いい写真が撮れた!」というときも、「なるほどな〜。パターン構図と点構図と三分割構図が入ってるからか。」と気付くことができます。
「いい写真が撮れた!やった!嬉しい!」で終わっていませんか?
たとえば、なぜこの写真がいい写真に見えるのかというと(いい写真に見えないよと言われると返す言葉がありません笑)、
樹影が斜めに長く伸びている「斜線構図」、その斜線が繰り返し反復されている「パターン構図」、白い雪原に青い空と影が配置されている「対比構図」が入っているからだよ。だから人間の目に「いい写真」に見えるんだよ。と、全て説明することができます。
つまり構図を覚えると、だんだんと、「いい写真」のカラクリがわかってくるんです。どんな要素がいい写真を構成しているのかが見えてきます。だから僕は、一貫して「構図をちゃんと学ぼうぜ!」って言い続けています。
驚くほど効果を実感できますよ。
と、構図ばかりを押してきましたが、ご紹介した5つはもれなく全部大事だということを申し添えておきます。一つずつ、時間がかかってもいいので、勉強していきましょう^^
まとめ
「写真上達5つの要素」まとめ
- 5つの要素とは、「カメラ」「構図」「光」「被写体」「編集」である。
- 5つの要素を理解し、バランスよく取り入れ、写真の総合力を高める。
- ゆっくりでいいので、ひとつひとつを確実に勉強していこう。
いかがでしたか?
写真を上手く撮るために、どんなことが大事なのかがわかったかと思います。
インプットしたことは、アウトプットすることが大事です。確実に実践していきましょう。
この記事が、あなたの役に立てれば嬉しいです。
では、また(´∀`)ノ
『写真を通して、人生に感動を。』