初心者も必ず上手くなる「わくわくスマホ写真講座」⑤三分割構図
どうですか?写真撮っていますか?
楽しみながらたくさん撮って上達を目指しましょう。
今回で5回目になりますが、
ここまでを少し振り返ってみますね。
- 気付く姿勢を大切にする
- 水平垂直を意識する
- 作品意識を持つ
- 主役を決める
4回でここまで学びました。これを確実にひとつひとつ実践していけば、間違いなく上達します。
現時点ですでに変化を感じているはずです。
この講座を受講する前と比べて、どんな変化がありましたか?
確実に成長していることを実感しながら前に進んで行きましょう^^
今回は、記事の最後にプレゼントを用意していますので、お楽しみに♪
構図の王道「三分割構図」
「写真は構図が大事だ」なんて話をよく聞きます。
人間が見て、
- 美しい
- バランスがいい
- 調和している
と感じる構図はたしかに存在します。
構図の数はたくさんあり、ネットで検索すると10種類とか15種類とか膨大な数が紹介されていて気が滅入ってしまいますよね。
そこで今回は、お伝えするのは1つだけ。逆に「少なすぎる!」と突っ込まれそうですが、とにかくシンプルにいきます。
写真が大好きになると、自動的に自分で調べ始めますので大丈夫です^^
数ある構図の中でも王道と呼ばれる「三分割構図」をご紹介します。
三分割構図とは、画面を縦横に三分割し、交差する点に被写体を置く構図です。
三分割構図の効果
- 写真のバランスが取れる
- 安定感が増す
かなり使い勝手が良く、超初心者時代からずっと使い続け、今現在も僕は三分割構図を多用しています。
世の中にある「これは素敵だな」と感じる写真の中には、三分割構図がたくさんあります。
これをきっかけに基本の構図をひとつずつ押さえていきましょう。
こんな被写体が三分割構図になりやすい
- 地平線や水平線
- 垂直線
- 人
- 物
- 動物
- 食べ物
- 雑貨
✅はっきりと主役の被写体が決まっている場合に使いやすい構図です。
あらゆる被写体で三分割構図を使用できますので、ぜひ使ってみてください。
実際に僕が撮った写真を何枚かお見せしますね。
いつも被写体を真ん中に置いて撮っている方は、これだけでかなり雰囲気が変わると思います。
まずはこれを多用して撮ってみましょう。
スマホカメラにグリッド線を入れよう
スマホカメラには、三分割構図の撮影を補助してくれる、「グリッド線」を表示させることができます。
とても役立つ機能です。表示されていない方は、必ず設定しましょう。
設定▶︎カメラ▶︎グリッドをONにする
これだけでOKです。
カメラ設定▶︎その他の設定▶︎グリッド表示
でOKのようですが、機種によっても違うようなのでもしわからなければネットで調べてみてください。
これでカンタンに三分割構図で撮影することができる状態になりました。
風景でも食べものでもいいです。実際に撮ってみましょう。花なんかも三分割構図はいいですよ。
実践課題
今回も実践課題があります。
- 三分割構図で実際に撮影する
- 名入れをして作品にする
- SNS(インスタグラム推奨)に投稿する
これを実践してみましょう。
この実践課題を終えてから、次の講座に進んでくださいね。
tomokiの体験談
今回のテーマは「三分割構図」です。構図にまつわる体験談をお話しします。
写真に限らず、スポーツでも、仕事でも、基礎が大事ですよね。
その道の一流と呼ばれる人ほど基礎を大事にします。よく基礎や基本を大事にするという話ではイチローが引き合いに出されますよね。
野球では素振りやキャッチボールやストレッチなどがそれに当たりますが、写真の基礎の一つが構図です。
「写真は構図が大事だ。」という話をよく聞きますよね。
初心者時代は、「そりゃそうだよね」「基本は大事だよね」と思いながら、軽く流していました。
でも本気で写真が上手くなりたいと思い、きちんと勉強したときに思い知らされました。「基礎や基本が、こんなにも大事なのか。」ということを。
世界で最初の写真撮影は、1826年にされました。写真には約200年の歴史があります。
その中で、どんな構図が調和するのか?人間の目に心地よく見えるのか?ということがさかんに研究され続けました。もっと言えば、カメラ誕生のはるか前から、絵画の世界で構図は研究されてきました。
今回の三分割構図を含め、長い歴史が導き出した結果が、現在の構図です。それを勉強しないとは、「なんて愚かなんだろう」と僕は後悔しました。
偉大な先人が、「こうすればいい写真が撮れるよ」ということを、しっかりと残してくれているんです。
数ある構図の一つ一つに、いい写真に見える理由がしっかりと存在しています。
それを愚直に学び、コツコツ実践していきましょう。それこそが、成長の王道だと思います。
この講座はまだまだ続きます。引き続き、共に前に進んでいきましょう。
まとめ
- 写真が綺麗に見える「構図の型」があることを知る
- 構図の王道「三分割構図」を理解する
- スマホにグリッド線を入れる
- 三分割構図でたくさん撮影する
- 実践課題をやる。
いかがでしたか?
インプットとアウトプットの両方を行うことで、確実に上達しますので、実践課題に取り組みましょう。
そして、冒頭にお話しした「無料プレゼント」はこちらからダウンロードが可能です。
構図が覚えられない最大の理由は、「現場に行くと忘れてしまう」ことです。本気で上達したい方は撮影現場に持っていってください。絶対に効果があります。
✅無料プレゼントの使い方
- 印刷する(サイズを自由に変更しましょう。B5ぐらいがおすすめ)
- 100円ショップでファイルを買って入れる(B5推奨)
- 撮影現場に持っていって使う
※他の構図記事からもそれぞれPDFをダウンロードできますので、必要な分だけ印刷して自分だけの構図ファイルを作成してください。
ではまた次回(´∀`)ノ
『写真を通して、人生に感動を。』
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