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初心者も必ず上手くなる「わくわくスマホ写真講座」②水平垂直を意識する

初心者も必ず上手くなる「わくわくスマホ写真講座」②水平垂直を意識する
tomoki
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tomoki
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こんにちは、tomokiです

前回の「青空を青く撮る」は実践してみましたか?

え?青空が出てない?

曇り空だと撮りようがないですね。チャンスが訪れたら試してみてくださいね。

ではまいりましょう。第2回目のテーマは、これです。

 

水平垂直を意識する

水平垂直を意識して撮った美瑛神社

水平垂直を意識して撮った写真/美瑛神社

 

水平垂直は基礎ですが、とても大事です。

3パターンありますのでご説明します。

水平を取ろうとして取れていない写真

垂直水平がずれた風景

水平を取ったつもりで取れていない写真は違和感があります。あとからトリミングで直せるものは直しましょう。↓

 

垂直水平が取れた風景

【トリミング後】水平が取れていると安定しますね。意図のない傾きは控えましょう。

 

丘の風景

こういう写真は、丘や木のどちらかが垂直か水平じゃないと気持ち悪く感じてしまうので要注意

写真を見る人は、こういった傾きを敏感に察知します。

「水平が取れていないと気持ち悪い」
「違和感がある」
「なんかいや・・・」

視覚心理学的にも人は水平垂直が取れていないことを嫌います。

人間には平衡感覚というものが備わっていますので、わずかな傾きでも敏感に察知してしまうんですね。

写真家の人たちは水平垂直にはかなり気を遣います。

表現として意図的に崩すこともありますが、初心者のうちはしっかりと基本を押さえていきましょう。

 

意識して斜めに撮る場合

斜めに撮った風景

たまにSNSなどで見かける斜め写真

撮り慣れた人が意図的に撮った斜め写真ではなく、たまにSNSで見かける、「斜めに撮ったらおしゃれじゃん♩」的な写真です。

これをおしゃれと感じるのは本人だけだと思っていたほうがよさそうです。

以前、インスタグラムでギャラリーのほぼ全てが斜め写真というのを見たことがありますが、違和感を通り越して不快感がありました。

「多くの人に見てもらいたい」
「写真で感動してもらいたい」

という方はしっかり水平垂直を押さえましょう。

 

規則性・連続性をしっかり撮る

規則的に並んだレンガの壁 規則的に並んだタイル

規則性や連続性には美を内包しています。

しっかりと撮りきることでかなりかっこいい写真になります。

上の写真は、水平と垂直を完璧に合わせるまでシャッターを切りませんでした。

スマホを構えてから撮るまでに20秒ぐらいかかっています。

一度やってみてほしいのですが、水平垂直をきちんと合わせるのって、けっこう難しいんです^^;

スマホの機能やアプリであとから修正することは可能ですが、大きく歪んでいると修正しきれません。

できるだけ現場でしっかり撮りましょう。その意識こそが写真を上達させます。

ということで、今回は水平垂直のお話でした。一見とても地味で拍子抜けしたかもしれませんが、本当に大事です。

しっかり基礎を押さえましょう。

 

実践課題

今回から、実践課題を用意しました(^^♪

これを実践してみてください。

実践課題

『規則性・連続性の美をしっかり撮る』

この課題にちょうどいい被写体を見つけました。それは、「セブンイレブンの壁」です。

セブンイレブンの壁

いい被写体があれば、これじゃなくてもいいのですが、なければセブンイレブンの壁を利用してみてください。

課題にはうってつけですよ(^^♪

これを1ミリの狂いもなく、水平垂直を決めて撮ってください。ビシッと決まるとめちゃくちゃかっこよく撮れます。

そしておそらくビシッと撮れないはずです。やってみると、とても難しいのがわかると思います。

「水平垂直って難しい!」「ほんの少しの傾きで変わってしまう」ということを実感することになるはずです^^

水平垂直が取れたセブンイレブンの壁

これぐらい水平と垂直のラインが取れているとgoodですね。

普段、意識していないことを、意識するのが上達への第一歩です。

 

tomokiの体験談

tomoki

こういう写真系のサイトやブログは、ハウツーが多く、体験談などが少ないじゃないですか。

僕自身が初心者のころ、経験者の体験談とか考え方とかを知りたかったので、参考になる内容を書いていくことにしますね。

今回のテーマである水平垂直について。

初心者の方はほとんど気にならないことだと思いますが、写真上級者はかなり気を使う部分なんです。

ほんの少し水平線が傾くだけで、いい写真が台無しになってしまうからです。

ひとつ指標になるのが、水平垂直が取れていない写真を見たときに、違和感を感じるようになってきたら、写真に対する意識が変わってきたサインです。

今回の課題を実践することで、おそらくそうなってくるはずです。

水平垂直が狂った写真この写真は僕が一眼レフを買う前に撮った写真ですが、どう思いますか?

典型的なダメ写真ですね。笑

完全解説しておきましょう。

左側のボスの自販機は、「このかっこいいボスのロゴの自販機に、夕日が差し込んでさらにかっこいいじゃないか!」そんな気持ちで撮りました。

右のさびれたポストは、「レトロ感満載でやばいわ」と思って撮影。どちらもスマホです。

どちらも斜めに傾いているのがまさに僕が指摘していた「斜めに撮ったらおしゃれじゃん♩」的写真です。

この写真、仮に斜めじゃなかったとしてもあまり良くないですね。赤いラインを引いたのでわかると思いますが、どちらも上から下に向かって撮っているのがわかりますよね。

そうです。この垂直ラインもまっすぐにするのです。

水平垂直が取れた写真写真は変わりますがこんな感じです。

水平と垂直が取れていますよね。下駄箱の右側にわずかに隙間があるのがわかりますか?

この隙間もきっちり等間隔でまっすぐになっていますよね。そこまで意識して撮った一枚です。

ポストも自販機もこのように水平垂直ラインをビシッと決めたら、カッコよく撮れていたと思います。

写真が上手くない人は、ここに気付くことすらありません。そして、「上手く撮れない」と悩みますが、わかってしまえば実は簡単なことなんです。

今までこのことに気付かなかったとしても、あなたは今この瞬間に気付きましたよね?つまり、もうあなたは写真を撮らずして上手くなってますよ(^^

ためしにセブンイレブンの壁を撮ってみてください。

ということで、僕の体験と、初心者時代のダメ写真を完全解説させていただきました。笑

 

まとめ

今日のまとめ

  • 垂直水平が狂うと、写真に違和感が生じる
  • 風景の水平線は歪まないように
  • 斜め写真は初心者NG
  • 規則性・連続性の美をしっかり撮る

今回の課題が終わったら、次に進んでくださいね。

ではまた次回(´∀`)ノ

 

『写真を通して、人生に感動を。』

 

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プロフィール
tomoki
tomoki
フォトグラファー/ブロガー
北海道美瑛町在住。毎日のように美瑛富良野エリアで風景写真を撮影しています。自分の視点で世界を見つめ、探求する日々が続く。
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