【脱・初心者への道/基礎編①】カメラ初心者はまず何を撮るべきか
そんな初心者向けに「どんな撮影ジャンルがあり、これからどうすべきか」がわかる記事を書きました!
ジャンルを知り、考え方さえわかれば誰でも自分の撮影スタイルを確立していけますよ^^
何を撮ればいいかお悩みの初心者はぜひ。
- カメラ歴4年
- 北海道美瑛町在住。ほぼ毎日撮影してます。
- 拙著「写真上達マインド」がAmazon新着ランキング1位獲得。Kindle写真集は2位。
インスタグラムはこちら→tomoki_biei
【脱・初心者への道①】カメラ初心者はまず何を撮るべきか
いきなり結論ですが、撮るべき被写体は決まっているわけではありません。
撮りたいものがある人は、ぜひ、それを撮ってください。
撮りたいものを撮るのが最強です。
この記事は、撮りたいものがある人にも、ない人にも役立つ内容になってますので、最後までご覧ください。
撮りたい被写体やジャンルがある人へ
なんとなく「お花とか、街の風景を撮りたい」なんて考えている人も多いかと思います。
それでOKです。興味が赴くままにどんどん撮りましょう。
僕は、何よりも大事なものは「好奇心」だと思っています。好奇心こそが人生を豊かにする源泉です。次から次へと新しい世界の扉を開くカギになると確信しています。
迷わずわくわくする方へ向かってください^^
撮りたいものがない人へ
「撮りたいものがわからない」という人もいますよね。
そんな方におすすめなのが、「撮影ジャンルを知ること」です。
これは撮りたいものがある人にもおすすめです。
ざっと撮影ジャンルを知っておくことは、選択肢が大きく広がります。
撮影ジャンル(被写体)
撮影ジャンルを一挙、ご紹介します。
自然・風景
最も人気のあるジャンルのひとつ。
僕は普段、美瑛や富良野の自然や風景を撮影しているので、この分野を中心に撮影していることになります。
一度絶景に出会ってしまうと、その魅力にとりつかれてしまいます。
花
自然・風景に含まれますが、女性に大人気の被写体です。
個人的な印象ですが、特に女性は花のマクロ撮影にハマる傾向があるな〜と勝手に思っています。
星景
普通の風景とは撮り方が全く異なります。
僕は初めて星を撮影したとき、その美しさに衝撃を受けました。
こうして星景撮影にハマっていく人も多いです。
スマホでは撮れない被写体のひとつですね。
ポートレート(人物)
こちらも人気のジャンルで、人を魅力的に撮影するというのがとても楽しいです。
「ポートレートは作品を撮ってる」感を強く実感できます。
スナップ(日常風景)
街角などで気になった光景すべてが被写体になるので、散歩しながらでも手軽に撮れるのが最大の魅力です。
という理由もあり、カメラ初心者はスナップから入る人が多いと思います。
僕も最初はよく撮っていましたね。
特に東京はスナップ天国だなぁと思っていて、たまに行ったときは必ずスナップ撮影を楽しみます^^
野生動物
まず被写体に出会うことが難しい、「究極の一期一会」とも言われるジャンルです。
だからこそ人は強烈に惹かれます。
野鳥
野鳥撮影は野生動物の中に含まれますが、野生動物の中でも野鳥しか撮影しない「バーダー」と呼ばれる人々が存在します。
筋金入りのバーダーは他の動物はほぼ撮らないし、そこが綺麗な風景でも興味を示しません。
専門で野鳥だけを追いかけるほど、魅力があるということでしょう。
ペット
大好きなワンちゃん、猫ちゃんなどを最高に可愛く撮りたい。
とってもよくわかります^^
インスタグラムを見ていると、愛犬の写真しか投稿しない方もたくさんいますね。
テーブルフォト
「ブツ撮り」と呼ばれたりします。
このスキルがあると、食品、小物、アクセサリーなど、SNS発信や広報などの仕事、ネットオークション等様々な場面で活用できます。
食べもの
今や「食べる前に写真を撮る」という習慣がある方も多いのではないでしょうか?(僕のことです笑)。
美味しそうに撮れたときは嬉しくて、ついSNSに投稿したくなります。
乗り物
特に鉄道と飛行機が人気です。
実際に撮影してみると、そのおもしろさがよくわかります。
撮影ジャンルを知ったら、とにかくたくさん撮ろう!
カメラを始めて間もない頃は、いろんな被写体を撮ってみてほしいです。そうすることで、自分の撮影ジャンルが自ずとわかってきます。
これは実際に撮ってみないとわからないものなんです。
僕の実体験ですが、鉄道写真には熱心な人たちが多いイメージがありますが、何がそこまでおもしろいんだろう?と疑問でした。
でも実際に撮ってみるとこれが超楽しい♪
汽車が来る時間に合わせて準備をして待ちます。今日はこの構図がいいとか、天気や撮影時間など、いろいろ考え、
三脚とカメラをセットして待つ。そしていよいよ汽車が通過します。シャッターチャンスは20〜30秒ぐらいでしょうか。
その中でも納得の写真は1枚だけとか、1枚もないとか、そんな感じです。一瞬に全てをかけるこの感じがとても楽しいのです。
汽車が通過した後の余韻も味わいます。なんかいい感じなんですよね^^
飛行機撮影も同じ。これは実際に撮ってみないとわからないです。自分の頭の中にあるイメージとは全然違うなんてことはよくあります。
他にも、写真を始めていなかったら、スズメやカラスやハト以外にもたくさんの鳥が身近にいることを知らないままだったでしょう。
花がこんなにも美しいことも知りませんでした。今では花の種類もずいぶんと覚えました(^^♪初心者のうちに野鳥もスナップも花も星景も一通りやってみてよかったなと思っています。
中級者以上になってくると、ほとんど撮影ジャンルは固定化されてしまいますので、他のジャンルを撮ることは激減してしまうからです。
経験が多いことは後々、大きな武器になりますよ。
たくさんの被写体を撮ることで、自分は何に心がときめいて、何が楽しくて、本当は何を撮りたいのかがわかってきます。
という理由から、初心者のうちにとにかくたくさん撮ってほしいと思うのです。
今回ご紹介したものを全て撮れたら最高ですね(^^
ぜひとも、チャレンジしてください。
まとめ
- 撮影ジャンル(被写体)を知り、選択肢を増やす
- 初心者のうちにさまざまな撮影を経験しておこう
この記事がお役に立てれば嬉しいです。
では、また(´∀`)ノ
子供のような感性で。
『写真を通して、人生に感動を。』