続・普通の人が撮影したスマホ写真を徹底解説〜スナップシードで編集もしてもらいました
- スマホ写真編集の基礎知識を教えてほしい
- おすすめの編集アプリと使い方を知りたい
スマホ写真の編集を覚えることで、写真の仕上がりが驚くほど変わります。そしてスマホ写真がとっても楽しくなります。ぜひ最後まで読んでマスターしてください。
続・普通の人が撮影したスマホ写真を徹底解説
以前、『【ダメな撮り方に学ぶ】普通の人が撮影したスマホ写真を徹底解説』という記事を書きました。
この中で、カメラなどは一切やっていない、ごく普通の方々が撮影したスマホ写真を例に解説しました。
そして本人たちには、次のようなことを意識して撮ると上手く撮れますよ。と伝えました。
- 明るく撮る
- 自然光で撮る
- 逆光、半逆光で撮る
- ブレないように撮る
- 水平垂直を意識する
- 主役を決める
- 背景を意識する
技術的な難しいことではなく、意識だけで即改善できることばかりです。
その後、これらを意識して撮るようになった彼らはどうなったのか?ということをお伝えします。
写真解説
ではさっそく写真を見ていきましょう。
なんてことはない平凡な写真です。
話が前後してしまいますが、前回の内容を意識して撮った写真を持ってきてください。それを今回「Snapseed~スナップシード」という編集アプリで編集してみよう。
という内容でこの日は再び集まりました。
一通りSnapseedの使い方をレクチャーしたあと、彼はこのように補正してきました。
「世の中のいい写真はみんな極端なほど明るい」という話を受け、明るく補正しました。さらに、背景は大事だという話もしているので、トリミングをして意図的に背景を切ってきました。
写真そのもののクオリティーはまだまだですが、どう補正したらいいかという部分はノーヒントでやってもらった結果、僕は驚きました。
今までだったら、一枚目の写真をそのままSNSにアップしていたはずです。それを、自分で考えて背景を切って明るくしてきたのです。
明らかに意識が変化しているのがわかると思います。これが初めての編集作業です。素晴らしいですね。こういうことを何度もやっていくうちに、今後は自然と上達していくこと間違いなしです。
では次です。
これは、よく撮れています。しっかりと元写真が撮れている好例ですね^^
「自然光」「逆光」を意識しています。
ただ、垂直水平を意識することも話しているはずですが、ここはなぜか斜め写真^^;
これを編集作業でトリミングしてきました。
良いですね。最初からこの画角で撮るともっといいです。なぜならトリミングすると画素数が下がるから。
この写真はもっと極端にトリミングしてもいい写真になります。たとえばこれぐらい↓
さすがにここまでトリミングすると画質の低下が明らかです。ですので、はじめからこの画角でも撮るといいですね。
僕だったら二枚目の写真とこの写真と、両方撮ります。あと真上から撮る「真俯瞰」でも撮影します。
で、このあとおもしろい編集をしてきました。
いいですよね。とてもシンプルになったおかげで自然とグラタンに視線が誘導されます。
他の料理やスプーンなどをカットすることで、見違えました。しかも縦に切るところが斬新です。僕なら思いつかない切り取り方で、勉強になりました。
少しだけ明るくしているところも良き。
素晴らしくないですか?まったくのズブの素人が、意識を変えて撮影し、覚えたての編集作業でここまでレベルアップするんです^^
初めてとは思えないですね。ではラストもう一枚。
これもしっかり元写真が撮れていますね。そもそも被写体がとてもインパクトがあって絶景ですね^^僕は知りませんでしたが、苫小牧の有名店らしいです。
これを、できるだけ不要なものを取り除きたくてトリミングをし、美味しそうに見せたくて明るくした上、色味を変えてきました。
でもかなり黄色味に寄りすぎて不自然な写真になってしまいました。最初のうちはこういうバランス感覚が備わっていないので、経験を重ねるしかありません。
色味のことをアドバイスをすると、次の写真になりました。
この方が断然いいですね。
初めての編集でここまで仕上げられたら、上出来です。素晴らしいです。一枚目と比べるとだいぶ違いますよね。
あえて付け加えるとしたら、僕なら後からトリミングをしなくて済むように撮ります。先ほどのラーメンの写真もそうでしたが、背景や周囲のごちゃごちゃ感をトリミングで補正しようという意識がありますよね。
そうではなく、僕ならこの写真は、後ろの醤油は画面に入らないようによけます。味噌汁の左の皿も入らないように離します。右上のメニューっぽいものも入らないような角度で撮ります。
それでグッとクオリティーが上がりますね^^
写真解説〜おまけ
僕が「世の中のいい写真はかなり明るくしている。最初は極端に明るくするぐらいでちょうどいい」と言ったので、極端に明るく補正してきた人がいました。
さらに、「主役を決める」という話もしていたので、元々はもっと引きだった写真を、思い切り主役のイチゴにフォーカスしてトリミングしてきました。
超絶極端な補正をしてきましたが、正直、悪くないです。こんな写真、普通にそのへんで見たことありますよね?
「なるほどねー。ここまでやるとこんな感じになるのかぁ。」というのが、体験として理解でき、良い学びになったようでした。
編集アプリ・Snapseed(スナップシード)
Snapseedの使い方に関しては、初心者向けの記事を書いていますので、こちらを参考にしてください。これを使うプロも多く、評判のいい多機能写真編集アプリです。
今回、この記事の内容をそのまま教えて、実践してもらいました。ぜひ、この通りに実践してみてください。
tomokiの体験談
テーマにまつわる僕の体験談をお伝えするのがこのコーナーです。今回は、「スマホ写真編集」です。
スマホで写真を撮ってそのままSNSに投稿している人は、漠然と「難しそう」というイメージがあると思います。
でも、前回と今回の「普通の人が撮影したスマホ写真を徹底解説」シリーズを読めば、知識ゼロの素人でも、基本を押さえればあっという間に上達していけるということがわかると思います。
基本とかアプリとかを調べるのが大変で面倒な作業ですが、今回はもう全て揃っていますので、検索は不要です。①〜③まで読めば完璧です。
- 普通の人が撮影したスマホ写真を徹底解説
- 続・普通の人が撮影したスマホ写真を徹底解説(この記事)
- スナップシードの使い方
なぜここまですすめるかというと、僕のこれまでの経験上、スマホ写真も編集が必要だと感じているからです。
この写真は上の方が真っ白で、色のデータが残っていない状態です。これを白飛びと言います。
iPhoneなどのスマホカメラは、こうならないように自動的にバランスを取って暗めに撮ってきます。だから編集で明るくしてあげる必要があるんです。
編集作業では、白飛びしないように明るくするという調整をします。
というわけで、写真が上達したいなら編集スキルは必須です。今回はとことんハードルを下げたつもりですので、チャレンジしやすいはずです。マスターしてくださいね^^
まとめ
「スマホ写真編集」まとめ
- 撮影ポイントを意識し、覚えたての編集作業でかなりレベルアップできる。
- 当ブログ3記事でスマホ写真編集の基礎をマスターできる。
- 写真上達には編集スキルが必須。
いかがでしたか?
スマホ写真編集の基礎知識を習得し、おすすめの編集アプリや使い方も学べたかと思います。
あとは実践あるのみ。コツコツコツコツ、一歩ずつ前進して、確実に上達していきましょう。
では、また(´∀`)ノ
『写真を通して、人生に感動を。』