【初めての三脚】カメラ初心者向けに三脚の基本的な使い方を一から解説
この記事を読むと、あなたはこうなります。
- 初めて三脚を使う前に、基本的な使い方を知っておくことができる
- わかりやすく、簡潔に短時間で知ることができる
三脚初心者の方は必見です。ぜひ、最後までご覧ください。
https://tomoki-photography.com/camera-2/
【初めての三脚】カメラ初心者向けに三脚の基本的な使い方を一から解説
- 三脚の脚を最大限に開く
- 脚を伸ばして設置する
- 水平の調整をする
- カメラを取り付ける
- 撮影する
これらの三脚の使い方の基礎を、わかりやすく一から解説します。
三脚の脚は最大に開く
三脚の脚は、最大まで開きましょう。
なぜなら、最大まで開くことで三脚は最も安定するからです。
中途半端だと、不安定になって倒れたり、写真がブレる原因になります。
開くのが止まるところまで、最大限に開きましょう。
三脚の脚を伸ばして設置する
脚を伸ばしてから設置するまでの工程を解説します。
ロック解除
脚を伸ばすために、ロックを解除します。写真はレバーロックですが、くるくる回すタイプのナットロック式の三脚もあります。
脚を伸ばし、ロックする
脚を伸ばし、ロックします。このとき、太い方(根元の方)から伸ばしましょう。
見てわかるかと思いますが、太い方から伸ばす方が圧倒的に安定感があります。
風などで三脚がブレにくくなります。
三脚の脚は、前が1本、後ろが2本
三脚の脚は、カメラの前に1本、後ろに2本くるように設置しましょう。
なぜこうするかというと、前に倒れないようにするためです。
写真右の場合だと、強風や何かが接触した場合に、前に倒れる可能性があります。
道路に倒れれば、カメラやレンズが壊れることもあります。段差があって前方が低い場合は三脚ごと落ちてしまいます。
一方で、左の場合だと後ろに倒れる可能性がありますが、基本、後ろには自分が立っているので大丈夫ということです。
基本中の基本ですが、慣れてくるとおろそかにする人もいます。基本をしっかり守って撮影しましょう^^
高さを調整
先ほど解説した通り、三脚の脚は太い方から伸ばしますが、全部を伸ばしきっても高さが足りないときは、エレベーターを伸ばしましょう。
エレベーターが付いてない三脚もありますが、付いてる方が多いです。ただ、1本のポールが伸びるだけですので、やや安定感に欠けることは否めません。
エレベーターは最後の手段として使ってください。
水平を調整する
三脚が水平になるように調整します。写真は極端な例ですが、このように1本の脚だけ長く伸ばすこともあります。
「三脚が斜めになっていても雲台で調整すれば、水平垂直を取って撮影できるじゃん」
と思う方がいるかもしれませんが、三脚の重心がずれてしまうので、不慮の接触などにより、三脚が倒れる危険性があります。
水平に撮ることを目的にするのではなく、三脚自体が水平になるように注意しましょう。この基本が守れていれば、トラブルなく撮影できます。
カメラを取り付ける
最近の三脚は、写真のようなクイックシューを採用する三脚が多いです。カメラの下のネジ穴にこのようなものを取り付け、下の写真のように、斜めに滑り込ませるように装着し、固定します。
必ずカチッと音がするのを確認してください。
たまにカチッとしないのに、取り付けできたように見えることがあります。
安心して手を離すとカメラが落ちるので、気を付けましょう。
これで、撮影が可能な状態になります。
撮影する
撮影時の注意点として、「手ブレ補正機能」があります。
STABILIZERというのが手ぶれ補正のことです。
手ぶれ補正機能は、手持ち撮影したときの揺れを補正する機能のことです。
三脚使用時の独特の揺れは、手ぶれ補正が正常に機能しなくなることがあり、手ブレ補正をONにしていると、逆にブレてしまうことがあるのです。したがって、手ブレ補正をOFFにしましょう。と一般的には言われます。
しかし、三脚使用時もONにして大丈夫なレンズもあるので、自分のレンズの説明書を読んで、確認しておきましょう。
ちなみに上の写真のレンズはONにしていても大丈夫なので、いつもこのまま三脚で撮影しています。
以上が、基本的な三脚の使い方でした。
注意点:石突きの紛失に気をつけよう
ひとつだけ注意点を。三脚の先端部分を「石突き」といいます。高価な三脚になってくると、取り外して交換できるものもあります。
ゴムやスパイクなどの石突きがあり、撮影地の地面の状態によって使い分けることができます。
この石突きがけっこう緩みやすいんです。いつの間にか勝手に緩んで、紛失してまうこともあります。
僕は紛失こそありませんが、外れそうなになるほど緩んでいたことが何度かあります。なくしたという話もたまに聞きますね。
石突きを交換できるタイプの三脚は、たまに締めてあげましょう。
tomokiの体験談
テーマにまつわる僕の体験談をお伝えするのがこのコーナーです。今回は、「三脚の使い方」ですね。
僕は最初にしっかりと三脚の基本を学ばないまま撮影していました。「カメラを固定して撮るのが三脚でしょ」という程度の意識でしたね。笑
だから、三脚の前側に脚が1本くるようにとか、手ブレ補正をオフにするとか、全然知りませんでした。
三脚の脚を最大に開くということすらおろそかにしていて、倒れそうになることは日常茶飯事。ナット式三脚では、ちゃんと締まっていなくてスルスルと三脚の脚が縮んで傾くこともありました。
今振り返れば、なんて危険なことをしていたんだろうとゾッとします。カメラやレンズを破壊していてもおかしくなかったですね。
で、やっぱりこんな状態だといい写真は撮れないんですね。なぜなら、三脚を使うのいい写真を撮るためだからです。カメラを固定させるためではありません。
しっかりと基本ができていて、いつだってシャッターチャンスを逃さない準備ができている人が、いい写真を撮ることができます。
普段の仕事でもいっしょですよね。何事も基礎が大事だなぁとつくづく思うのです。
そういう意味では、今回の記事を読んでいただければ、三脚の基礎・基本が身につくと思いますので、ぜひ実践してくださいね。
まとめ
三脚の使い方まとめ
- 三脚の使い方の基本をしっかりと押さえる
- 基本を押さえることで、撮影の準備が整う
- 三脚は良い写真を撮るために使う
いかがでしたか?
三脚の基本がわかり、これで良い写真を撮る準備ができるのではないかと思います。
三脚を正しく使い、良い写真を量産してください^^
では、また(´∀`)ノ
『写真を通して、人生に感動を。』