【カメラ初心者必見】記録画質をJPEGにしてピクチャースタイルを設定しよう
記事を読むことで、ピクチャースタイルを理解し、良い写真を撮っていけるようになります。
【カメラ初心者必見】記録画質をJPEGにしてピクチャースタイルを設定しよう
結論からお伝えします。
- 記録画質を「JPEG」にする
- ピクチャースタイルを設定する
初心者の設定はこれがおすすめです。説明していきますね。
キャノンではピクチャースタイルという名称ですが、ニコンはピクチャーコントロール、ソニーはクリエイティブスタイルなど、メーカーによって違います。
記録画質を「JPEG」にする
まずは記録画質についてですが、JPEGに設定する理由や設定方法については、前回の記事でご説明しています。
詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
ここでは、JPEGにしてピクチャースタイルを設定するという、基本的な考え方を理解してほしいです。
- 自分で現像しない初心者の段階ではJPEGのみで良い
- JPEGで良い写真を撮るには、ピクチャースタイルを設定するのが良い
こういう理由があります。
前回の記事で、「JPEGはカメラの中で編集された画像が出力される」とお話ししました。
この編集による味付けの仕方を、ピクチャースタイルで設定できるということです。
自分好みのピクチャースタイルを使うことで、出てくる写真も自分のイメージに近いものになるんです。
これをしっかりやっておきましょう。
ピクチャースタイルを設定する
Canonのカメラには、ピクチャースタイルは8種類あります。
- オート
- スタンダード
- ポートレート
- 風景
- ディテール重視
- ニュートラル
- 忠実設定
- モノクロ
これを被写体に合わせて使い分けることで、被写体に応じた色合いで撮影することができます。
初心者におすすめの設定
- オートに設定しておく
- 好みの色味にならないときだけ、他のスタイルに変更する
人を撮るときは「ポートレート」、風景を撮るときは「風景」などと一回ずつ変更するのが一番良いのですが、実際にやってみると、正直、かなり面倒です。
まずはオートを試してみてください。
例:風景しか撮らない人は、ずっと風景にしておいて良いです
これで、現時点の運用で良い写真を撮るための準備が整ったことになります。
あとは自分でいろいろ試して、たくさん撮影してみましょう。
意外と知らない方が多いのですが、ピクチャースタイルはRAWには適用されません。RAWのみで撮影する方は、ピクチャースタイルの設定は考えなくて良いです。
tomokiの体験談
毎度お馴染みのこのコーナー。今回はピクチャースタイルについて体験談をお話しします。
僕は、カメラを始めてしばらくの間、RAWとJPEGをきちんと理解しないまま撮影していました。
「RAWにしとけばとりあえず間違いないでしょ。」という安易な考えでしたね笑。もちろんピクチャースタイルのことも、よくわかっていません。
かなり初期の頃からとりあえずRAWのみで撮影していましたので、結果的にピクチャースタイルは関係なかったんですね^^;
そんな話はさておき、このピクチャースタイルを理解し、極めれば、かなりいい写真が撮れるようになります。
現在の僕はカメラ歴4年ですが、RAW+JPEGで撮影しています。基本、JPEG撮って出し(現像しない)を目指しています。
好みの写真にならなかったものだけRAW現像しています。とはいえ、まだまだ精度が高くないので、近い将来、ほとんど現像なしでいくことを目指しています。
ピクチャースタイルは細かくカスタマイズすることができます。これは現場で調整するのがおすすめです。
たとえば、いつも撮るような風景の前で写真を撮ってみて、コントラストを一個ずつ上げたり下げたりしてみる。
こうやって、少しずつ自分好みの仕様にしていき、JPEG撮って出しの精度を高めていきます。
ちなみに僕のピクチャースタイル(風景)は次の設定にしています。
強さ5
細かさ4
しきい値2
コントラスト−1
色の濃さ1
色合い0
※仕様機種:Canon5Dmark4。カメラの機種によって、出力される色味も変わるので、あくまで参考まで。
※これは現在の設定です。今後も調整して変えていきます。
こういうことは、ほとんどの人が面倒がってやらないです。でも面倒くさいことをどれだけやれるかが勝負なんです。
突き抜けたい人は、愚直にチャレンジしてみてください^^
まとめ
初心者のピクチャースタイル設定まとめ
- 記録画質を「JPEG」にする
- ピクチャースタイルを設定する
- 設定することで、自分のイメージに近い写真になる
- 最初はオートに設定しておく
- 好みの色味にならないときだけ、他のスタイルに変更する
- ピクチャースタイルを極めると写真が上達する
いかがでしたか?
記事を読むと、ピクチャースタイルを理解し、良い写真を撮っていける準備ができると思います。
あとは実践あるのみですね。
今回の記事が参考になれば嬉しいです。
では、また(´∀`)ノ
『写真を通して、人生に感動を。』