【即改善】風景写真が上達しない人におすすめの「一点突破戦略」
この上達方法を実践すれば、初心者でも良い写真が撮れるようになってきます。
一点突破で突き抜ける。ランチェスター戦略で上手くなる
カメラ歴が長く機材も経験も豊富で、写真が上手い人を「強者」だとすると、まだまだ知識も技術も経験も浅い初心者は「弱者」と言えます。
ビジネスでは「ランチェスター戦略」という有名な経営戦略がありますが、別名「弱者の戦略」と言います。
これには、弱者が強者に勝つための戦略が書かれており、ソフトバンクやセブンイレブンなども導入したと公言しています。
そもそもランチェスター戦略とは、戦争で弱者が強者に勝つために編み出された戦略ですが、これを経営戦略に置き換えたものです。
持てる力を一点に集中することで、尖って、突き抜ける。これがランチェスターの真骨頂・一点突破戦略です。
わりばしで風船をつついても簡単に割れませんが、鋭く尖ったつまようじだと、簡単に割れてしまいますよね。
これを写真にも利用して、一点突破で脱初心者まで突き抜けましょう。
さあ、ワクワクしてきましたね(^^♪
具体的な内容と実践する理由
具体的にどんな一点突破を推奨するかというと、「同じ場所に通う」というものです。とてもシンプルです。
最大のメリットは、集中的に経験値を増やせること。これがとても重要なんです。
たとえば、近くに大きな池があるとします。特に夕暮れどきは池も景色も真っ赤に染まり、とても美しい。そんな池です。
ここにたくさん通いましょう。
春夏秋冬、季節の変わり目、時間帯も天気もさまざまに、足しげく訪れましょう。
そうすると、あなたはまだまだカメラ初心者ではありますが、この池に関してはもはや初心者ではなくなるのです。
- この池は夕日が絡むと一番きれい
- 朝の7時過ぎに、よく小鳥がやってくる
- 春はカモが飛来してくる
- 風がない日は池の反射が美しい
- 雨の日は意外と植物が鮮やかに撮れる
だんだんこんなことがわかってきます。
ここの夕日を撮るのが大好きで、何度も行きますね。すると、
「ここの夕景はだいたいこんな感じになる。」
「ここから撮る構図がいい。」
「雲が多い日はここからがいい。」
と、いろんなことが考えられるようになり、精神的に余裕が出てきます。
ここが一番のポイントかもしれませんが、この「余裕」こそが初心者に最も足りないものなんです。
狭いエリアに絞ることで、この池に関しては、初心者にもかかわらず余裕を生み出せるようになるのです。
さらに撮り慣れてくると、池や夕日からも執着が離れます。
- 夕日で赤く染まるベンチ
- 夕日と反対側の景色
- 夕日の時間には実はよく野良猫が現れる
今まであまり気付いていなかったものを撮れるようになってきます。
「余裕が出ることで、視野が広がる。」ということです。
自由自在になります。写真が上手い人は、自然とこういうことをやっているんです。
あなたはまだ池の周辺という狭いエリアですが、上級者はこれを町全体などの広いエリアでやっています。
上級者がやっていることを、狭いエリアで集中的に行うことで、限定的ではありますが、「余裕を持つ」「視野を広げる」という写真上達の土台になる大事なスキルを獲得することができます。
これがtomoki式一点突破戦略です。
ぜひ実践してみてください。確実に上達しますよ^^
一点突破戦略の注意点
実は僕は、「初心者のうちは、いろんな場所で写真を撮りましょう」と推奨しています。
各地にある絶景ポイントを訪れるなど、いろんな世界に触れ、どんどん知識や経験を増やすことは写真の上達において大事な要素です。
初心者のうちにこの一点突破戦略だけに固執するのは良くないと考えています。「井の中の蛙大海を知らず」「世間知らず」の状態になりえるからです。
ですので僕のおすすめは、「通う場所は、自宅のすぐ近くにする」という方法です。
近いほどいいですね。歩いて行ける距離なんて最高です。いつでも撮りに行けることが重要で、出かけるときや通勤時に必ず通る場所もいいですね。
近所の公園とかがいいかと思います。
そうすると、メインは他の撮影地でも、帰宅途中にちょこっと寄るとか、向かう前に寄るとか、そういういつでも寄れる最適な環境ができあがるわけですね。
これで、他の撮影地の経験を増やしつつ、一点突破も図れるという素晴らしい戦略が完成します。
まとめ
一点突破戦略まとめ
- 一点突破戦略で集中的に経験値を増やす
- 余裕が生まれ、視野を広げることができる
- 通う場所は「自宅から近い公園」などにする
- いろんな撮影地に行きつつ、一点突破戦略を実行する
いかがでしょうか?
これを実践すれば、「思うように風景写真が上手くならない」という悩みは解決していけるはずです。
加速度的に成長していけますよ。
では、また(´∀`)ノ
『写真を通して、人生に感動を。』