【初心者向け】snapseed(スナップシード)の使い方を、実用的な要所のみ解説します
そんな方のために「初心者に最低限必要な部分だけ」を書きました!
基本的な操作がすぐにできて、編集の効果も実感できるようになります。
スナップシードを使ってみたいと考えている初心者の方はぜひ。
【北海道美瑛町のフォトグラファー】 地元をこよなく愛するフォトグラファー。北海道美瑛富良野をメインフィールドに、年間250日以上、自然風景を撮影しています。この鬼撮影で得た体験や上達方法をブログで発信しています。スマホ撮影も大好きです(iPhone12Proを愛用)。 インスタグラムはこちら→tomoki_biei
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snapseed(スナップシード)の使い方
この記事を読んでいる人はすでにアプリのダウンロードは完了しているかと思いますが、一応リンクを貼っておきます。
スナップシードは、Googleが開発した写真編集アプリです。
最大の特徴は、「29種類」のツールやフィルターが使える圧倒的な機能の多さ。
編集で「画質が落ちない」という点もこのアプリの優れた特徴です。
この圧倒的多機能を使いこなせるようになると、写真のクオリティーがガキッとレベルアップすることは間違いありません。
同時に、多機能すぎて「使いこなせない問題」も発生します。
正直、初心者にはこんなにたくさん必要ないです。
かえって混乱するだけですので、今回は最低限必要な編集機能だけをお伝えします。これからsnapseedデビューを果たす超初心者向けの内容ですので、当てはまる方はぜひご覧ください。
ではさっそく本題にいきましょう。
ツールは「28種類」あり、各項目ごとに細かく編集することができます。
このうち、次の2つだけを使用します。
- 画像調整
- ディテール
ちなみに画像下の「ツール」の左にある「効果」というのはフィルターのことです。12種類から選択することができますが、今回はそれもご紹介しません。笑
では、それぞれを解説していきます。
画像調整
露出とは、かんたんに説明すると「明るさ」のことです。画像調整では、「明るさ」や「色」を調整します。
今回お伝えする機能の中でも、この「画像調整」がもっとも使用頻度が高く、写真の仕上がりにも影響します。
まず、アプリを開きます。するとこの画面になりますので、画面のどこでもいいのでタップします。
「端末から開く」を選択すると、スマホのカメラロールから画像を選べます。一枚画像を選びましょう。
僕はこの写真を選びました。
さらに画面下の真ん中にある「ツール」を選択。右の画面になりますので、「画像調整」をタップします。
画面下の左から2番目をタップすると、右の画面になります。
- 明るさ
- コントラスト
- 彩度
- アンビアンス
- ハイライト
- シャドウ
- 色温度
この7つを調整することができます。
中でも「アンビアンス」が秀逸ですので、のちほど解説します。
指を置いて上下にスワイプ(スライド)すると、項目が選べます。指を離すと決定になります。「明るさ」を選択してみましょう。
明るさ
指を置いて左右にスワイプすると明るさを調整できます。
- 左にスワイプ ▶︎ 暗くなる
- 右にスワイプ ▶︎ 明るくなる
このあたりの操作感については、使っていると感覚的に覚えていきますので、最初のうちは何枚か練習してみましょう。
明るさの調整が終わったら、また上下にスワイプすると、次の項目を選択できます。これを各項目で繰り返していきます。
コントラスト
右のようにコントラストを強くすると、明暗差がくっきりと現れます。弱くすると左のような表現ができます。
最近はコントラストの弱い写真もインスタグラムなどでよく見かけますよね。エモい雰囲気になるので女子に人気の補正です。
「私もやってみたい」という方はコントラストをマイナスに振ってあげると良いですよ。
彩度
彩度も比較的わかりやすいですね。プラスに上げると色が濃く鮮やかになり、マイナスにするとモノクロっぽくなります。
感覚的に調整できると思います。
アンビアンス
というのがsnapseedの説明です。
普通はコントラストを強くすると暗くなりやすいのですが、アンビアンスで調節すると暗くなりません。正直、コントラストの調整は不要と言ってもいいぐらいです。実際、僕はコントラストの補正はほぼしません。
ハイライト
ハイライトは、明るい部分のみを調整します。この写真でいうと、真っ白いソフトクリームの部分を見るとよくわかります。
右はソフトクリームが明るくなりすぎて質感が失われています。その場合は、ハイライトを下げることで質感が出てきます。
シャドウ
シャドウは、ハイライトの逆です。写真の暗い部分の調整です。
これ重要です。「スマホ写真が暗い」というお悩みはシャドウを上げると改善することが多いです。
色温度
青みが強くなるか、黄色味が強くなるか。クールなイメージなら青く、温かいイメージなら黄色に振る。そういった使い方ですね。
これで「画像調整」は終わりです。ここで、右下のチェックマークを選択すると、画像調整が完了します。
続いては「ディテール」です。
ディテール
画像調整と合わせて写真の仕上がりに大きく影響する部分です。
ディテールは調整する項目が2つしかありませんので、画像調整よりもだいぶ楽ですね。
ストラクチャ
右はソフトクリームの質感がバッチリ出ていますが、左はつるんとしたような感じになってます。
ノイズ除去をしたいときも、ストラクチャをマイナスに振ると良いです。
シャープ
これは0から100の間で調整できます。マイナス調整はできません。動物などはシャープを上げると毛並みがくっきり出るので、かっこいい写真になりやすいです。
シャープを上げすぎると写真にノイズ(ざらつき)が出る場合がありますので、ご注意ください。
はい、これで僕が推奨する超初心者向け写真編集はおわりです。
保存
最後に編集した画像を「保存」します。
右下の「エクスポート」をタップし、3種類ある保存方法から選びます。
- 保存:元写真に上書き保存
- コピーを保存:元写真とは別で保存。保存した画像は後から編集できる
- エクスポート:元写真とは別で保存。保存した画像は後から編集できない
最初は②で保存しておけば間違いないです。
ということで、以上が超初心者向けスナップシード編集方法です。
まずはこの編集に慣れましょう。たくさん編集をこなしていくと、他の機能も使えるようになってきます。
スナップシードには衝撃的な機能がたくさんあるので、まずは練習してステップアップしてください。
tomokiの体験談
テーマにまつわる僕の体験談をお伝えするこのコーナー。今回は、「スナップシード」です。スナップシードだけでは少し狭すぎるので、写真編集アプリの話も含めてしたいと思います。
一眼レフで撮影した写真は、基本的にはパソコンのライトルームで編集をしていますが、
- そこまでの編集が必要ない場合
- サクッと短時間で編集したい
- スマホ写真
は、アプリを使います。
スナップシードはあとから利用し始めましたが、初めて使ったときは衝撃でした。
人の顔の口角を上げたり、顔の向きまで調整できるのです。まさかアプリでもここまでできるとは。ついにここまで来たか・・・と思いました。
使いこなせるようになると、このアプリだけで本当に多彩な編集ができます。とても優秀なアプリで、プロの写真家でもsnapseedを使っている人がたくさんいます。
経験上、今の時代に写真活動をするなら、編集アプリのスキルは必須だと思っています。
僕は飲食店でフード写真を撮るときはスマホしか使いませんが、しっかり撮ってアプリで編集すれば、「美味しそう!」と言われます。
ぜひ繰り返し実践して上達してください。
「snapseed(スナップシード)の使い方」まとめ
「snapseed(スナップシード)の使い方」まとめ
- snapseedは多機能で超優秀な編集アプリ
- 超初心者は、「画像調整」「ディテール」だけを覚えればOK
- 「アンビアンス」の補正機能は秀逸
- 元写真をしっかり撮って、編集アプリで仕上げればいい写真になる
実用的な要所の編集機能だけをご紹介したので、効率よくこの多機能アプリを使っていけると思います。
慣れてくると写真編集の幅がどんどん広がります。まずは、たくさん編集していくことに精を出していきましょう。
この記事が、あなたのお役に立てれば嬉しいです。
では、また(´∀`)ノ
美瑛町民フォトグラファーtomoki()でした。 tomoki_biei