【脱初心者への道/基礎編②】一眼レフ・ミラーレスのカメラ設定
そんな方向けに「初心者はズバリこれ!」という設定がわかる記事を書きました。
記事を読み、速やかに設定を終わらせて、すぐに撮影に移ることができますよ^^
カメラ設定でお悩みの初心者の方はぜひ。
【北海道美瑛町のフォトグラファー】 地元をこよなく愛する田舎のフォトグラファー。北海道美瑛富良野をメインフィールドに、年間250日以上、自然風景を撮影している美瑛町民です。写真は人生を豊かにしてくれます。 インスタグラムはこちら→tomoki_biei
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【脱初心者への道②】一眼レフ・ミラーレスのカメラ設定
そんなあなたに、「ひとまずこの設定にしよう」というものを僕が推奨します。
※ちなみに僕はキヤノンユーザーです。当ブログで推奨しているキヤノンのミラーレス一眼カメラ「EOS RP」で説明しています。
- 記録画質を「JPEG ファインラージ」に設定
- 撮影モードを「シーンインテリジェントオート(A+)」に設定
- ホワイトバランスを「AWB」に設定
- 測光モードを「評価測光」に設定
- AF動作を「ワンショットAF」に設定
- AF方式を「顔+追尾優先AF」か「ゾーンAF」に設定
以上です。めんどくさい設定はサクッと済ませて、すぐに写真を撮れるようにましょう^^
それではさっそく、詳細を説明しますね。
ちなみに、カメラの説明書を手元に置きながら読み進めると、わかりやすいと思います。
記録画質を「JPEG ファインラージ」に設定する
まず、(13)のメニューボタンを押し、「記録画質」を選択。
(ニコンやソニーのカメラもキヤノンと同様、背面にメニューボタンがあります。)
この画像の通りに設定しましょう。
JPEGの大きなサイズのみで記録する設定です。RAWはJPEGよりも情報量を多く記録できますが、カメラを買ったばかりの初心者にはとりあえず不要です。
RAWは自分で画像編集するようになってからで大丈夫です。
撮影モードを「シーンインテリジェントオート(A+)」に設定する
(5)のモードダイヤルをA+に合わせましょう。(ニコンやソニーは「AUTO」の表示です。)
これは、「シーンインテリジェントオート」というなんとも長い名前の撮影モードです。
シャッターボタンを押すだけで、かんたんに写真が撮れます。細かい設定は全てカメラにお任せする全自動設定です。
一番最初はこれでいいです。とにかくまず撮影することを最優先にしましょう。
ほかにもたくさんの撮影モードがありますので、後々、覚えていきましょう。
ホワイトバランスを「AWB」に設定する
このように、EOS RPではカメラ上部にボタンがありますが、
カメラによって場所が違うので、わからない人は説明書を見た方が早いです。
「WB」というボタンがある機種もあります。
「AWB」(オートホワイトバランス)に設定しましょう。
↑ホワイトバランスにはたくさんのモードがあります。色温度の数値が低いほど、写真全体の色が青みが強くなり、高いほど黄色味が強くなります。
このように、ホワイトバランスの設定一つで、写真の印象がガラッと変わります。
しかしこれも慣れてからで大丈夫です。最初はオートにしてカメラにお任せでOKです。
測光モードを「評価測光」に設定する
EOS RPでは、映像が表示されている状態で(12)のQボタンを押すと設定できますが、これもカメラによって若干違います。
測光モードの話は少しややこしいので、ここでは割愛します。
とりあえず、「評価測光」に設定してください。先ほど撮影モードを「A+」に設定しましたが、実はA+に設定すると評価測光も自動で選択してくれます。
ですので、ここで設定しなくても問題はないのですが、後々A+以外のモードを使用したときにこの測光設定が採用されます。
したがって、今から評価測光をデフォルトに設定しておくといいです。
AF動作を「ワンショットAF」に設定する
メニューボタンからAF動作を「ONE SHOT」にしましょう。
基本、ワンショットAFに設定しておけば良いです。
ニコンやソニーでは、AF-S(シングルAFサーボ)と言います。
動かない被写体はワンショット、動物や子供、ペットなど、動く被写体のときはサーボという考え方でOKです。
サーボにすると動く被写体を追いかけてピントを合わせてくれますので、カメラに慣れてきたら使い分けると便利ですね。
これもA+にしておくと自動選択になりますが、基本設定としてワンショットにしておきましょう。
AF方式を「顔+追尾優先AF」か「ゾーンAF」に設定する
EOS RPは「顔+追尾優先AF」がありますが、この設定自体がないカメラもたくさんあります。
「顔+追尾優先AF」がある場合は、この設定にしておけば、自動で顔を追尾してくれるので撮影がとても楽です。
「顔+追尾優先AF」がない場合は、「ゾーンAF」にしておきましょう。広い範囲でピントを合わせてくれます。
この2つが、広範囲で被写体を捉えやすく、初心者にやさしい設定になります。
風景写真が上手くなるおすすめ設定もご紹介していますので、風景中心の方はこちらを御覧ください。
まとめ
✅記録画質を「JPEG L」に設定
✅撮影モードを「A+」に設定
✅ホワイトバランスを「AWB」に設定
✅測光モードを「評価測光」に設定
✅AF動作を「ワンショットAF」に設定
✅AF方式を「顔+追尾優先AF」か「ゾーンAF」に設定
以上の初期設定は無事に終わりましたか?
カメラ初心者の撮影しやすさを最優先した設定になっていますので、心おきなく撮影してください(^^♪
今回の推奨設定は、
- まずは設定よりも撮影にエネルギーを使ってほしい
- カメラや写真の楽しさを体験してほしい
という僕の思いから、めんどくさいことを抜きにしたおすすめ設定を推奨しました。
最初の設定や準備でめんどくさくなり、挫折してしまうなんて、こんなにもったいないことはないですから。
撮影する被写体や撮影スタイルは人それぞれですので、カメラの設定はこれから自分なりにカスタマイズしていく必要があります。
今後、少しずつ勉強していきながら、自分だけのカメラ設定を作り上げていきましょう。
この記事がお役に立てれば嬉しいです。
では、また(´∀`)ノ
『写真を通して、人生に感動を。』