もともとはKANIの角型システムを使用し、現在はそれに加え、「H&Yの角型フィルター」「丸型マグネティックフィルター」「REVORING」を愛用する僕。
本記事では、角型二刀流かつH&Yフィルターヘビーユーザーの視点から、H&Y導入による変化をお伝えします。
フォトグラファー
北海道美瑛町在住
詳しいプロフィール
H&YとKANIの「角型フィルターシステム2刀流」で毎日のように自然風景を撮影しています。H&Yフィルターのおかげで日々の撮影が楽しく豊かで快適になりました。その魅力を一人でも多くの人に伝えるべく、情報発信しています。
- 北海道美瑛町在住
- Kindle写真集「美瑛富良野ひととせ記」シリーズ出版中(全12冊の予定)。
- 丘のまちびえいファンガイド
- 星のソムリエ(準星空案内人)
- 姉妹サイト「美瑛フォト」運営
H&Yフィルター導入による良い変化
H&Y導入による良い変化は計り知れません。「取り入れてよかった」どころの恩恵ではなく、「感謝」しています。
良い変化を1つずつ紹介していきます。
フィルターワークが超楽々で快適になった
マジで快適になりました。こんなにラクしていいの?となぜか軽い罪悪感すら芽生える始末。
理由はH&Yフィルターの画期的なシステムで、次の3点に集約されます。
- マグネットシステム
- ドロップインフィルター
- 可変式ステップリング
マグネットシステム
従来の差し込み式よりも着脱が早く、重ね付け、フィルターの調整などもスピーディーでストレスが少ないです。
ドロップインフィルター
角型ホルダーに差し込めるようになっていて、使ってみると想像以上に機能的で早くて満足度が高いです。他社との比較で強く実感しました。
可変式ステップリング
着脱が無敵の早さである上、レンズ間の付け替えも一瞬で完了します。レンズ交換頻度の高い人にとって、「最強」であり「神」と言っても過言ではありません。
角型も丸型もH&Y製品の機能性を存分に発揮した撮影ができます。本当にラクで快適になりました♪
シャッターチャンスが増えた
明らかにシャッターチャンスが増え、撮れ高が上がりました。
理由は、フィルターワークが楽々快適になったことにより、「面倒くさい」がなくなったからです。
具体的には、
- 少し雲を流したいけどNDフィルターを使うのが面倒くさい
- 車で走行中、良い川を見つけたけどフィルターワークが面倒くさいからそのまま通り過ぎる
- 何度もレンズ交換が必要な撮影が忙しいシーンでは、フィルターを付け替えるのが面倒
最初から「腰を据えてフィルターワークをするぞ!」というときは問題ありませんが、不意に訪れた場面は面倒くさくてスルーしがち(僕だけ?)。
それがかなり減りました。特にREVORINGのおかげで。
「面倒くさい」がなくなったことは、本当に劇的な変化でした♪
写真表現の幅が広がった
シャッターチャンスが増えたことにより、写真表現の幅が広がりました。
一例ですが、少し雲を流したい場面をスルーせずに撮れるようになると、自分の作品の中に雲を流した写真が増えてきます。
川を通り過ぎなくなると、川の作品が増えてきます。
こんなことは、ねじ込み式の丸型フィルターのみの状態では実現しませんでした。
他には、楽々快適だから角型フィルターをどんどん買い足し、さまざまな濃度で撮影できるようになり、撮れなかった写真が撮れるようになりました。
機会が増えることと、アイテムが増えることで表現の幅は大きく広がったのを実感しています♪
現像時間が減った
現像時間は顕著に減りました。
理由はかんたんで、現場で写真を作るようになったからです。
特にハーフNDフィルターですね。輝度差の調整をしっかりとしておくことで、現像作業が楽になります。
これまでは1枚の作品を仕上げるのに10分、20分、30分かかることもありましたが、現場で作るようになってからは1分以内に現像が終わります。
撮って出しでOKということもかなり増えました。
好みの問題もあると思いますが、現像を頑張るよりも現場で写真を作る方が断然楽しいです♪
撮影に集中できるようになった
KANIフィルターがメインのときは、「高価なガラス製のフィルターが割れてしまうと大変だ」という意識が強く、かなり慎重な扱いになっていました。
少しでも何かにぶつけると「やばっ!」「・・よかった、大丈夫だ」とヒヤヒヤしていたものです。
H&Y導入後は、それがなくなりました。割れにくいゴリラガラス採用という安心感と、マグネットフレームでフィルターが保護されているからです。
朝夕の忙しい時間帯に、しっかりと撮影に集中できるって大事なことだなと思いましたね。
特にハーフNDフィルター初心者はゴリラガラスの恩恵が大きいですよ。
ハレ切りをちゃんとするようになった
角型フィルターやレボリングを使うと、レンズフードを装着することができません。逆光のシーンが多いのに・・泣。
ということで、これまで「面倒くさい」と思ってたまにしかしていなかったハレ切りをしっかりとするようになりました。
理由は次のことが挙げられます。
H&Y導入によって、、
- スピードUPが実現し余裕が生まれた
- 撮れ高UP
- 集中力UP
これらが作品作りへの意識を高めてくれたためだと自己分析しています。
ちゃんとハレ切りをしている人って、かなり少ないと思います。僕もしていなかったのですが、自然とできるようになりました♪
自然風景がさらに好きになった
これまで挙げた良い変化のおかげで、自然風景の撮影がさらに好きになりました。
- 運用がラクで快適
- シャッターチャンス増
- 表現力UP
- 撮れ高UP
- 集中力UP
という好循環になり、楽しく充実したカメラライフを送れています。
とてもありがたい変化です。
H&Yフィルター導入による悪い変化
悪い変化も当然あります。良い変化が圧倒的なので正直、あまり気になりませんが、悪い変化も1つずつ紹介していきます。
お金がかかる
いわゆる「沼」というやつです笑。
角型を筆頭に、フィルター類は高価なので、それなりにお金がかかってしまいます。
「カメラ沼」「レンズ沼」といろいろありますが、自分の撮影スタイルや予算と相談しながら最適解を導き出して運用していこうと思います。
フィルターは良い写真を撮るために必要な投資だと考えています。
荷物が増える
REVORING導入によってステップアップリングが不要になるなど、減るメリットもありますが、トータルで考えるとアイテムが増えました。
対策として、角型と丸型はフィルターバッグを使うことでかなり整理され快適になりましたよ。
フィルターバッグはめちゃくちゃおすすめです。もっと早く買えばよかったです。
砂が敵になった
H&Y導入により、マグネットシステムを取り入れることになります。
全くの盲点でしたが、フィルターを落とすとマグネットに砂(砂鉄)が付着するんです。
そしてこれが取れにくい。泣
きれいに取らないで使用すると、「ジャリッ!」と嫌な音とともに傷がつくことも。
対処法としては「エアダスター」で砂を吹き飛ばすのが良いですが、そもそも落とさないことが大事です。
でも、落とさなくても風で付着することもあるので、やはりエアダスターは必須です。
H&Y導入前は全然想像していなかったことです。メンテナンスとして、定期的にエアダスターで掃除しましょう。
H&Yフィルターを導入して感じた風景撮影の変化を振り返る
H&Yフィルター導入による変化を冷静に振り返ってみました。
得られた結果は、「良い写真が撮れるようになった」ということ。
その要因は、「フィルターワークが楽しいから」。
ラクで快適なのはH&Y独自の便益です。その製品を使用した結果、フィルターワークが楽しくなり、写真の撮れ高につながるという好循環を生み出します。
楽しいこと、ワクワクすること、充足感って大事ですよね。
モノが溢れているこの時代において、潜在的に人が求めていることです。
それを世に提供しているH&Yは素晴らしいなと心から思うのです。
今後も一人でも多くのカメラマンにH&Yフィルターの魅力を伝えていきたいですね。
H&Yフィルターを導入して感じた風景撮影の変化10選まとめ
KANIフィルターと二刀流の僕が、実際に導入して感じた変化をお伝えしました。
H&Yフィルター導入を検討している方のお役にたてれば嬉しいです。
では、また(´∀`)ノ
tomoki (tomoki_hy)でした。
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