【知らないと損】カラーバス効果を意識すれば風景写真が上手くなる
初心者なので知識や経験が少ないことは仕方がありません。
しかし、本記事を読むと、写真の「意識すべきポイント」が明確にわかり、上達の速度を劇的に改善していけます。
ぜひ、最後までご覧ください。
まず、カラーバス効果とは何かを知る
「カラーバス効果」を知っていますか?
「color(色)」を「bath(浴びる)」
意識していると、それに関連する情報が勝手に自分に集まってくるというものです。
朝、テレビで「天秤座のあなたのラッキーカラーは青です。」と言われると、自然と青い色が目に入ってきますよね。
いつもは何も意識していないのに、ローソンの前を通るだけで、「あ、青だ!」と思ってしまいます。これがカラーバス効果です。
これは色だけにとどまらず、モノや情報など、あらゆるものが対象となります。
車を買うとします。すると、「この車いいな。」と意識した瞬間から、街中に同じ車種がたくさん走ってることに気付きます。「この車、こんなにたくさん走ってたんだ」と思いますよね。
つまり何が言いたいかというと、「意識していると、今まで見過ごしていたことに気付くことができる」ということです。
人は気付いたときに変化していくことができます。人の成長には「気付く視点」こそが重要なんです。と、またちょっと心理学的な話になってしまいました。
ということで、「このカラーバス効果を写真にも利用して、爆速で成長していこうぜ」というお話です。
漠然と見ない
カラーバス効果を写真に応用することで、写真を見ることがトレーニングになります。
- 「すごい絶景!」
- 「うわー、かわいい!」
- 「美味しそう!」
- 「いいなぁ。私もこんな写真撮りたい。」
今まではこんな感じで漠然と写真を見ていたかもしれませんが、これを意識して見ることにより、写真のトレーニングに変化させます。
何を意識して見ればいいか
意識する点は一点でいいです。
「写真を見て心が動くポイント」です。
これを常日頃から意識しましょう。
いい写真を見たときに、「すごい絶景!」で終わらせずに、「この写真のどこに心が動いたんだろう」と考えます。
これを日常的に繰り返していると、「すごい絶景!青い空に浮かぶふわふわの雲が、やさしそうな雰囲気でとてもいい」となっていきます。
「意識していると、今まで見過ごしていたことに気付くことができる」ようになるわけですね。これがとても効果的な練習になります。
意識することで自分の写真も上手くなる
こうして、写真の中にある、感情が動くポイントを見つけられるようになります。
これが蓄積していくと、写真を撮る前に、「自分は今、ふわふわの雲のやさしそうな雰囲気に心が動いている」とわかり、
そこを切り取ることができるようになります。
間違いなく写真が上手くなります。
美味しそう!
↓
牛丼に乗ってる真っ赤な紅生姜が鮮やかで美味しそう!
すごくきれい!
↓
太陽の光に反射してキラッと輝く水面がきれい!
めちゃくちゃ解像度が高くなってきますよね。
もうお気付きかもしれませんが、なぜこれで写真が上手くなるかというと、主役を見つけられるようになるからです。
よく聞きますよね。「主役を決めろ」って。カラーバス効果を意識することで、主役を見つける力が身につきます。
力がついてくると、わかりやすい変化が起こります。撮影フィールドに出ると、脳が一瞬で主役を見つけ出し、自動的に最適解の画角が導き出されるのです。
これを体験したとき、「なるほどな。写真が上手い人ってそういうことか。」と深く納得してしまいました。
こうなるとあなたの写真は劇的に変化していきます。少なくとも僕はこれを実践して大きくレベルアップすることができました。
ぜひ、繰り返し実践してみてください。
まとめ
- カラーバス効果を意識すると、今まで見過ごしていたことに気付くことができる
- カラーバス効果を利用すれば、爆速で成長できる
- 漠然と写真を見ない
- 心が動いたポイントを意識し、主役を見つける力を磨く
いかがでしたか?
なぜ写真が上手くならないのか、はっきりわからなった方でも、上達の基準となる一つの軸ができたと思います。
これを実践することで、どんどん上手くなっていきますので、たくさん見て、たくさん撮っていきましょう。
次回は、次の段階のお話をします。
では、また(´∀`)ノ
『写真を通して、人生に感動を。』