【夏】美瑛富良野の景勝地紹介(7月/8月)
北海道の夏は短い。
8月はお盆を過ぎると秋の気配が漂い始めます。
だからこそ、しっかりと満喫したい季節です。
北海道らしいさわやかで広大で豊かな風景をご紹介させていただきます。
【北海道美瑛町のフォトグラファー】
北海道美瑛町で毎日のように自然風景を撮影することがライフワーク。美瑛富良野エリアを独自の視点で深めていくとともに、美と癒しと感動をお届けするための情報発信をしています。
- Kindle写真集「美瑛富良野ひととせ記」シリーズ
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【夏】美瑛富良野の景勝地紹介(7月/8月)
青い空、白い雲、広大な大地。そんな景色を想像すると思いますが、天気が変化しやすい美瑛富良野エリアは、意外と青空が出ないことも多いです。
逆に、くもりや雨の予報でも晴れ間が出る時間帯が必ずあります。常にシャッターチャンスを狙って巡ると良い写真が撮れるでしょう。
▲美瑛を訪れる人に必ず見てほしい動画▲
青い池
今や一番の人気スポットになった青い池。
夏らしい緑の多い景色が見られます。鮮やかな青からエメラルドグリーンまで、そのときによって池の色が変化するのも特徴。
このときは青みが強い日でした。
ススキと青い池。若干、秋の気配が漂います。
白ひげの滝
青い池から近いので一緒に行くのがおすすめです。橋の上から見下ろす高さ約30mの潜流瀑という珍しい滝。とても迫力があります。
夏は滝の冷気が感じられて気持ち良いですよ。
この下流に青い池があり、すでにここから川が青いのがわかりますね。
滝好きな人はずっと居られると思います。
早朝はいい光が入ります。
クリスマスツリーの木
冬だけでなく、どの季節も美しい景勝地のひとつ。周りに何もないなだらかな丘陵の畑に佇む一本の木。本当に最高です。
畑なので毎年、作物が変わります。この年は麦畑で、黄金色に輝いていました。
夕日が綺麗な日は多くの人が集まります。このときは空が真っ赤に焼けて日中とは全く違う表情を見せてくれました。
親子の木
定番スポットのひとつですが、クリスマスツリーの木と同様、植わっている作物は毎年変わります。というか、美瑛富良野エリアは基本的にそんなスポットが多いです。
そのときだけの風景を楽しみましょう。
ケンとメリーの木
美瑛の丘を周っていると、一際目を引くのが大きなポプラの木。ケンとメリーの木が最も有名ですが、他にもたくさんあり、良い被写体になってくれます。
少し離れないとカメラの画角におさまらない大きさです。
マイルドセブンの丘
人気のスポットで、実際に行くとその迫力に圧倒されます。青空がよく合う場所なので、晴れた日は必ず訪れてほしいですね。
数年前までここがマイルドセブンの丘と呼ばれていましたが、いつのまにかGoogleマップに「旧マイルドセブンの丘」と記載されています。
マイルドセブンの丘と近いのであわせて訪れると良いでしょう。ここの夕景も綺麗で人気があります。
赤い屋根のある丘
畑の中にポツンとある赤い屋根の家がメルヘンの世界にいざないます。青空が出ているときは最高です。
とうきびが大きくなり、家が隠れてきました。
新栄の丘
高台なので見晴らしが良く、人気のスポット。赤い屋根のある家を見下ろすことができます。
朝はカメラマンに人気。日の出の風景は絶景です。
赤い屋根の家の反対側もきれいな景色を楽しめます。青空と白樺とベンチは絵になります。
セブンスターの木と白樺並木
柏の木と白樺が立ち並ぶ絶景スポット。駐車場もあり多くの人が訪れます。
個人的にセブンスターの木が好きで、よく写真を撮りにきます。
北海道らしい爽やかな風景。
四季彩の丘
「花のじゅうたん」と形容される、お花好きにはたまらない観光地。美瑛を訪れたら絶対に行くべき場所です。
時期によって咲く花が変わります。
よく晴れた日は炎天下になるため、日傘などがあると良いでしょう。
ファーム富田
7月の美瑛富良野といえばラベンダーが主役。見頃はほぼ7月の1ヶ月間です。ラベンダーがお目当ての方は7月に訪れることをおすすめします。
ファーム富田は中富良野町にありますが、隣町の上富良野町に「ファーム富田ラベンダーイースト」というラベンダー畑が存在します。
ここもおすすめですよ。
日の出公園
ラベンダーといえばファーム富田と日の出公園です。斜面に沿ってラベンダーが植えてあり、ファーム富田とは違った景色が楽しめます。
ファーム富田よりも咲き始めが遅いため、8月に入ってからも少しの間は鑑賞できます。
夕日とラベンダーを撮るならファーム富田より日の出公園です。幻想的な時間を過ごすことができます。
麦畑
美瑛富良野には小麦畑がたくさんあり、7月になると黄金色に染まり、とてもきれいです。
車を走らせているとあちこちで遭遇することができます。
例年、7月20日前後から麦刈りが始まり、その後の麦畑には麦稈ロールが現れます。8月の前半ぐらいまでは見ることができると思います。
ロールはいつトラックで運び出されるかわかりません。一期一会の風景を撮影しましょう。
そば畑
白く小さなそばの花が一面に広がります。麦畑同様、あちこちにありますが美瑛町に多く見られます。
とうきび畑
広大な大地と青空ととうきび畑。北海道らしい風景。
無人販売所では朝採れのとうきびをよく見かけます。毎年必ず購入しますが、とっても美味しいのでおすすめです♪
ひまわり畑
8月に見られますが、あまり多くないのでなかなか出会えないかもしれません。というのも、このエリアのひまわりは10月に咲くことが多いからです。
8月に出会えたらラッキーです。
緑肥用のひまわりなので、毎年決まった場所に咲くわけでもなく、出会うのが難しめ。
四季彩の丘などで見るのが確実です。
オオハンゴンソウ
8月に運転していると、オオハンゴンソウの黄色が目に飛び込んできます。これを見るともうそろそろ夏が終わるなぁと感じます。
比較的どこでも咲いている印象で、たまに大群生しているのを見かけます。
田んぼ
8月に入ると一気に色付きが進みます。絶景ですね。
富良野方面に行くと、玉ねぎの収穫が始まっていたりします。
爆焼け
夏の暑い時期は、朝夕ともに爆焼けに出会える機会が増えます。ただ、朝は日の出が4時ぐらいで、その30分前には現場にいないと間に合いません。超早起きが必須となります。笑
朝も夕もどちらも同じぐらい強烈に焼ける日があります。夕方の方が時間的に撮りやすいでしょう。
爆焼けしすぎて日が沈む反対側の空が強烈に染まりました。
朝霧
朝霧のピークは9月10月ですが、夏場でもたまに良い朝霧が出ます。
一瞬で流れてしまうことも多いので朝霧の撮影は慌ただしくなります。
野生動物
冬と違い道路を歩いていることも多く、わりと出会いやすいです。夏は過ごしやすいのかのんびりしている姿を見かけます。
キタキツネに餌やりをして撮影しようとする人がいます。絶対にやめましょう。
人馴れしたキタキツネは車に近づいてくることがありますが、決して食べ物を与えてはいけません。パンなど人間の食べ物が原因で疥癬症などの病気になり、命を落とす個体もいます。
近寄ってくるキツネは超絶かわいいので何かあげたくなる気持ちはよくわかりますが、良かれと思ってやったことがキツネの命を奪うことになります。
ぜひ知っておいてください。(ちなみにこの餌は僕が食事の邪魔をして撤去しました。)
美瑛富良野のエゾシカは警戒心が強いのでキタキツネほど出会う機会は多くないですが、意外な場面で出くわすことがあります。
写真を撮らせてくれたら幸運ですね。
インスタグラムで夏動画公開中
インスタグラムのリール動画では美瑛富良野の夏をお届けしています。それぞれの時期のイメージが掴めると思いますので参考にしてください。
▶︎2022年7月ラベンダー
▶︎2022年7月美瑛富良野
▶︎2022年8月美瑛富良野
美瑛富良野ひととせ記(7月/8月)
美瑛富良野の四季の風景を収めたKindle写真集も販売中。Kindle Unlimitedに加入している方は0円で見られます。
マナーを守って撮影を
美瑛富良野エリアの景勝地は、大半が農地です。作業する農家の邪魔にならないようにするなんてことは誰でもわかりますが、やってしまいがちなのが農地への侵入です。
観光客の靴裏から菌や卵が畑に入り、ジャガイモシストセンチュウなど深刻な被害が出る危険性もあります。
美瑛富良野の美しい景観を後世に残していけるよう、知識がない方は上の動画を見てからお越しください。
また、キタキツネに餌やりをする人がいます。絶対にやめてください。
人馴れしたキタキツネは車に近づいてくることがありますが、決して食べ物を与えてはいけません。パンやお菓子をはじめとする人間の食べ物が原因で疥癬症などの病気になり、命を落とす個体もいます。
近寄ってくるキツネは超絶かわいいので何かあげたくなる気持ちはよくわかりますが、良かれと思ってやったことがキツネの命を奪うことになります。
ぜひ知っておいてください。(ちなみにこの餌は僕が食事の邪魔をして撤去しました。)
マナーを守り、素敵な写真をたくさん撮ってください。
では、また!