【初心者向け】フルサイズとAPS-Cの違いがわからない人へ解説
- フルサイズとAPS-Cの違いがわかります
- あなたが選ぶべきカメラがわかります
- フルサイズとAPS-C、両方を使用した僕の感想を参考にすることができます
フルサイズとAPS-Cはセンサーサイズが違う
これがイメージセンサーサイズの比較です。
いろんなサイトや本で、よくこの図を見ますよね。
昔のカメラにはフィルムが入っていましたよね。
今はデジタルカメラになり、フィルムの代わりにイメージセンサーが入っているのです。
こんな感じで一眼レフにもミラーレスにも
イメージセンサーが入っています。
このセンサーのサイズが、
フルサイズとAPS-Cでは違うということです。
ではセンサーサイズが違うとどんな影響があるのか?
違いは次の通り。
カメラサイズや重量が違う
センサーの大きさが違うので、
当然必要なスペースも変わります。
APS-C機に比べて
フルサイズ機の方がカメラサイズは大きく、
重量は重くなる傾向にあります。
携帯性は断然APS-Cに分があります。
(※中にはAPS-Cでも大きく重いものもあります)
気になるのは画質の違い
APS-C | フルサイズ | |
総合的な画質 | △ | ○ |
暗所性能 | △ | ○ |
編集耐性 | △ | ○ |
望遠撮影 | ◎ | ○ |
こんな感じです。
APS-Cは、昼間の明るい時間の
撮影でしたら問題ないと思いますが、
朝夕の薄暗い時間など、
光が少ない場面ではフルサイズに比べて弱いです。
例えば、撮影後の編集(レタッチ)で
暗い部分を明るく持ち上げようとすると、
ノイズが乗りやすいです(ザラザラ感が出る)。
しかし、望遠の撮影に強く、
APS-C機とフルサイズ機で
同じレンズを使用すると、
APS-Cの方が大きく写すことができます。
長所と短所の両方があるので、
自分の撮影スタイルに合わせて選びましょう。
基本的には、
センサーサイズが小さいほど融通は効きにくく、
大きいほど融通が効きますが、
カメラは高くて大きくて重くなります。
あなたが選ぶべきカメラはどんなカメラ?
こんな方におすすめです。
APS-C機はこんな方へ
- 低予算希望の人
- 旅行など持ち歩く機会が多い人
- 光が少ない状況での撮影があまりない人
- 野鳥撮影など望遠レンズを使う人
お手頃価格でコンパクト。
昼間の撮影や、旅行、
スナップ写真など幅広く使用できます。
連写に強いAPS-C機と組み合わせると、
動き物の撮影にもおすすめできます。
フルサイズ機はこんな方へ
- 予算がある人
- 薄暗い状況で撮影をする人
- 編集にも力を入れたい人
暗所に強いのがフルサイズの大きな特徴です。
朝夕の風景撮影などはフルサイズがおすすめです。
APS-C機とフルサイズ機、両方使用した体験談
僕の体験談も参考になると思いますので書きます。
僕が初めて購入したカメラは、
一眼レフのAPS-C機でした。
当時勤めていた会社で
ブログを書いたりチラシを作る機会が多く、
「食べ物を美味しそうに撮影したい」
と思っていました。
そんなときにたまたま東京に行き、
ちょうど桜の時期で、
それがあまりにも綺麗で
東京でカメラを購入。
それがAPS-C機でした。
桜や街のスナップ写真、
食べ物、人などいろいろな被写体を
撮影しましたが、
あるとき野生動物の撮影にハマりました。
すると僕のAPS-C機では、
どうしても動物をきれいに撮れないのです。
トリミングをすると
毛並みのエッジがぼやけたり、
ノイズが出てザラザラ感がわかります。
さらに夕暮れ時に撮影すると、
ノイズが際立ちます。
「今のカメラでは僕が撮りたい写真は撮れない」
そう思い、フルサイズ機と
超望遠レンズを購入しました。
昼間のスナップ撮影や
フード写真なら全く問題ありませんでした。
何をどんなスタイルで撮るか?
によって、機材は変わるということを実感しました。
そこを軸にして、
APS-Cかフルサイズかを選択すると良いと思います。
https://tomoki-photography.com/camera/
- フルサイズとAPS-Cはセンサーサイズが違う
- カメラの価格や大きさ、重さが変わる
- 何をどんなスタイルで撮るかによって選択が変わる
では、また(´∀`)ノ