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【初心者も必ず上手くなる】わくわくスマホ写真講座⑧カメラは客観的である

【スマホ写真講座】カメラは客観的である
tomoki
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tomoki
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こんにちは、tomokiです

前回は写真編集のお話をしました。写真編集は、数をたくさんこなすことが大事です。必ず上達していきますので、習慣化してください^^

では今回は、「カメラは客観的である」というお話をします。

カメラは客観的である

僕が一番多く撮影するのが、風景写真です。

ということで、風景写真の話を交えていきたいと思います。

こんな経験はありませんか?

あなたは旅行に行きました。そして、息をのむほど素晴らしい自然の景色に出会いました。

「うわ〜、なんて広大できれいな景色なんだろう。」
「この景色をみんなにも見せてあげたい」

そして、パシャッと撮影。撮れた写真を見ると、

「あれ、なんか違う」
「微妙。」
「私が感動した景色はこれじゃない」

帰って友達に見せるときは、

「本当はもっと綺麗だったんだよ」
「これは絶対、生で見てほしいなぁ」

風景写真あるあるです。笑

スマホ写真講座第4回「主役を決める」のときに、別の機会にお話ししますと言いましたが、

今回、なぜこうなるのかを解説します。これがわかると写真の上達が早いです。

少し初心者レベルを超えるかもしれませんが、

なにごとにも理由や法則が存在することを理解するだけでも価値があると思います。

人間が両目で見たときの視野角は200度ぐらいと言われます。

広大な風景を目にしても、写真に収めることができるのはその一部だけです。

できるだけ広く写真に収めたいと思いますよね。

そこで一眼レフやミラーレスなら、より広く撮影できる超広角レンズで広く撮ろうとします。

最近はスマホでも超広角モードが搭載される機種もあり、驚くほど広く写すことが可能です。

そして撮った写真がイマイチなわけです。

なぜか?

人間はいつだって主観でものを見るからです。

「うわー感動!なんて素晴らしい景色なんだ!」

と感じたはずなのに、微妙だった写真って誰しもありますよね?

それをスマホから一枚出してみてください。

 



 

出しましたか?では、お聞きします。

その写真のどこに感動しましたか?

これを言語化してみましょう。

こう答える人も多いんじゃないでしょうか?

「全部です!
「青い空も、新緑の森も、広い大地も含めて全部です!」

この認識が実は違うんですね。どこかに感動したポイントが必ずあります。

第4回の「主役を決める」の中でもお話ししましたが、人は無意識のうちに主役を決めています。

広大な景色の中のどこかに感動した理由になる主役がいるのです。

それに気付きましょう。

人は感動した部分に視線が誘導されるので、それ以外の周囲の景色はぼんやり視界に入っているだけです。

でもカメラに感情はなく、常に客観的です。

あなたが感動して主観的に見ている部分以外もちゃんとカメラは写しているのです。

これが微妙な風景写真のカラクリです。

このカラクリがわかってしまえば簡単です。

感動したその部分だけを写せば、納得のいく素敵な写真になります。

僕は最初、これが全然わからなくてしばらく経ってから気付きました。

その結果、納得のいくイメージ通りの写真が徐々に撮れるようになっていきました。

だから、主役を決めるのが大事なんです。実際に見てみましょう。

僕が初心者の頃に広角で撮った微妙写真です。

はい微妙。笑

微妙というか、ヘタクソですね^^;

ではさっそく、この写真を分析してみます。

この写真を撮影しようと思ったということは、何かに心が動いたということです。

全く覚えていないので推測ですが、

  • 広大な丘と畑
  • 作業中の農機
  • その上の林
  • 広い空

そんなところかなと。

このときの僕の感情を想像すると、特に作業中の農機に視線が向かっていたと思います。

これと丘に立ち並ぶ林らへんが「素敵!」と思ったのではないか?

この農機がなければ撮影していないかも?と思います。

つまり主役は農機で、林と広大な景色を絡めたかったのでしょう。

昔はこんな写真をよく撮っていましたが、今はこういう風にはほとんど撮りません。

今だとこうなると思います。実際に主観的に見えていた部分だけを切り取ります。

比較すると、かなり印象が変わりますよね。

どんよりして特徴のない空には感動していないはずなんです。

だけどこの空をカメラはしっかりとご丁寧に、客観的に写し出してしまうので、微妙な写真が出来上がる。

写真を撮っている現場では、

「くそー、もっと広く写したいのに!」
「この広大な風景をカメラじゃ写しきれない!」

なんてことを考えていたりします。

実はその発想は逆で、大胆に切り取っても広大な風景を伝えることはできます。

人は見えない部分も想像することができますので、狭く切り取った中にも広さを感じるんですね。

たとえばこんな感じで雲を表現するなら、広く切り取っても全く微妙感がないですよね。

これは雲が主役で農機はアクセントと考えているのでこうなります。

カメラが客観的であることを理解した上で、写真を撮っていきましょう。

実践課題

それでは今回も実践課題です。

実践課題

『微妙写真の原因を考察し、言語化する』

先ほどあなたがスマホから出した微妙写真の原因を考察してみてください。そしてきっちり言語化してくださいね。

出した結論を自分にインプットするのです。

僕の写真のように、可能ならトリミングをしてみるのも良いですね。

カメラは客観的に写しますが、自分の視点は主観的です。

自分の視点を客観視できるようになると、感動したポイントを写真にしっかり表現できるようになります。

「自分がどこに感動したのか」これを自覚することが重要です。

無意識を意識化する。ぜひ普段から意識してみてください。

tomokiの体験談

tomoki

今回のテーマは、「カメラは客観的である」です。

この内容は本当に重要です。なぜ自分が撮った写真が微妙なのかは、自分は主観でものを見ているけど、カメラは客観的に写すから。本当にこれに尽きます。

僕はあるタイミングではっきりこれに気付くことができましたが、一眼レフやミラーレスで撮影している人でも、ここに気付かずに撮影している人はたくさんいると思います。

ここに気付くと、撮る前にどんな写真になるかが、だんだんわかってきますし、確実に上達します。

昔と比べると、撮らなくていい写真をだいぶ撮らないようになってきました。

とはいえ、いまだに撮った後で「あれ、微妙。おかしいな。」ということはよくあります。その逆も然りで、「思ってたよりもいい写真じゃん。」ということもあります。

やはり一筋縄ではいきませんね^^

どこに感動したのかを言語化することを日常的にやりましょう。

僕は自分の写真でだけでなく、SNSの人の写真でもやります。美味しそうな広告や、心に響いたキャッチコピーなんかでもやります。

言語化すると原因(理由)がわかります。

これが自分の写真にも活きてきたなぁと実感しています。ぜひ一緒に成長していきましょう。

 

まとめ

今日のまとめ

  • 主役を決めることが重要
  • カメラは客観的であり自分の視点は主観的である
  • 感動したポイントに気付く
  • 実践課題を実践する!

いかがでしたか?

今回の内容を実践できるようになると、劇的に写真が上手くなりますよ^^

繰り返し、実践しましょう。

 

ではまた次回(´∀`)ノ

 

『写真を通して、な人生を。』

 

 

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プロフィール
tomoki
tomoki
フォトグラファー/ブロガー
北海道美瑛町在住。毎日のように美瑛富良野エリアで風景写真を撮影しています。自分の視点で世界を見つめ、探求する日々が続く。
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