美瑛富良野エリアの夏は、北海道らしい広大でさわやかな風景が広がります。
すべてH&Yフィルターで撮影した写真と動画を掲載していますので、
写真を楽しむ方もフィルターワークの参考にしたい方もどうぞお楽しみください。
フォトグラファー
北海道美瑛町在住
詳しいプロフィール
H&YとKANIの「角型フィルターシステム2刀流」で毎日のように自然風景を撮影しています。H&Yフィルターのおかげで日々の撮影が楽しく豊かで快適になりました。その魅力を一人でも多くの人に伝えるべく、情報発信しています。
- 北海道美瑛町在住
- Kindle写真集「美瑛富良野ひととせ記」シリーズ出版中(全12冊の予定)。
- 丘のまちびえいファンガイド
- 星のソムリエ(準星空案内人)
- 姉妹サイト「美瑛フォト」運営
【2022年夏】H&Yフィルターで撮影する北海道・美瑛富良野の風景
マイルドセブンの丘は美瑛町の有名なフォトスポット。
初めて見たときはその大きさに圧倒されました。生で見ると相当大きいです。
CPLフィルターを使用することで、青空と緑の鮮やさを引き出し、北海道らしい風景を表現できました。
上富良野町の丘の風景。日の出から晴れていたため早朝はハーフNDフィルターを使用し、その後ハーフNDを外し、ドロップインフィルターのみで撮影。
こんな感じの撮影をよくやります。
緩やかな丘と緑とさわやかな青空、美しい積雲が心地よい風景です。
これも青空と緑を意識してCPLを入れました。
丸型マグネティックフィルターで撮影した白ひげの滝。
薄曇りの日だったのでND8で間に合いました。
フィルターありとなしの違いがよくわかる1枚になりました。
こういうシーンを撮影していると、スローシャッターたまらんです。笑
朝の青い池を撮影していると、太陽の光が水面に反射してキラキラと輝き出しました。
「これは動画で撮影したい!」
と思い、とっさにカメラバッグからREVORING VNDを取り出し、サッと装着してチャッと撮影。
こんなことは、REVORINGを購入する前はできませんでした(めんどくさいor準備している間にキラキラが終わってしまうため)。
この最強フィルターのおかげで、本当にシャッターチャンスが増えました。
キラキラもゲット♪
爆焼けの朝。
夏場は素晴らしい朝焼けを見られる機会が増えますが、この日はものすごい焼けてくれました。
ポイントは大雪山の下に「雲海」が出ていること。
この場面はフィルターを入れなくてもシルエットだけでもかっこいいですが、それだと雲海のディテールが失われてしまいます。
というわけで、雲海を見せるためにハードGNDを入れています。
もちろん正解はありません。どう表現したいのか?この風景のどこを見せたいのか?という意図が大切だと思います。
日の出前で控えめな焼け方だったので、ソフトGND8で十分減光できました。
望遠で撮影すると、フィルターの使用範囲が狭くなります。
ソフトだと日の出後の減光が厳しい場合が多々ありますが、日の出前だとちょうど良いんですよね。
僕はよく日の出前にソフト8を使います。
これは日の出後ですがうっすらと朝霧が漂っていたため、光が弱まりわずかなND効果でOKな場面でした。
淡く輝く丘が美しく、GNDを入れることで十勝岳連邦の稜線がしっかりと出てくれました。
良き朝^^
強烈な太陽の光が朝霧に射し込みました。
雲に隠れる寸前ですが、ハードGND16を入れることで太陽のディテールを出せました。
日の出直後はハード16をよく使いますね。
これもハードGND16の作例。
丘に転がる麦稈ロールを見せたかったので、しっかりと前景を出したい意図がありました。
このあとも麦稈ロールの撮影を楽しんだ朝でした。
朝陽に染まる小麦畑を撮影。
こういう撮影はREVORING VNDが本当に便利。
日の出のシーンだと光が強すぎてNDフィルターが必要になります。
VNDがあるとラクラク撮影可能ですね。
日の出前に丘を流れる朝霧。
前景の緑の林と雲のディテールを出すためにソフトGND8を使用。
フィルター未使用だと空が白飛びするか前景が潰れるため、絶妙な表現ができません。
これぐらいだと全然レタッチで補正できますが、できる限り現場で写真を作ります。
上富良野町「日の出公園」のラベンダー畑。
ここは朝焼けも綺麗ですが夕陽も綺麗な景勝地です。
光が強烈すぎて32でもギリギリという感じでしたが、前景のラベンダーがしっかりと解像できてよかったです^^
やはり32を1枚持っておくとこういうときに重宝しますね。
バランサーGNDは、なだらか〜に減光してくれるフィルターですので、こういった境目が複雑なシーンで頼りになります。
他のフィルターと重ねても効果を発揮してくれますので、1枚持っておくと便利です。
こういう撮影も適度に行うので、ちょいちょい使いますね。
とても風が強い日で、波のように揺れる大麦畑が印象的でした。
「これは動画撮影でしょ」ということでVNDの出番です。
もちろんスチールも撮影していますよ。
お花畑にはCPLが必須アイテムですね。
ここは日中しか入れないので、どうしても花や緑が反射しがち。
ドロップインCPLフィルターで撮影しました。
青空にもCPLが有効です。
夏の終わりのウロコ雲を見せるには青空を強調したいところ。
白と青は対比するのでどちらも引き立たせることができます。
それにしてもど迫力の空が広が見事な日で、ここぞとばかりに超広角で撮影しました^^
H&Yフィルターワーク雑談
夏は空が焼けやすく、花が綺麗で、緑が深く、青空がさわやかです。
つまりフィルターの出番が多い時期ですね。
日の出の撮影にハーフNDフィルターを使用したあと、ホルダーはつけっぱなしで、ドロップインCPLフィルターで花や緑や青空を撮るということが多いです。
途中で動画を撮りたくなったらホルダーはお役御免。REVORING VNDで動画を撮り、NDやCPLを使いたくなったらREVORING+丸型NDor丸型CPLで対応しています。
REVORINGなら着脱が億劫にならないので、ガンガン、フィルターワークが続行できます。
僕はフィルターを多用しますが、フィルターは必要ないという人もいますよね。
ぶっちゃけ、レタッチでかなり補正できると思います。
確かにそれは事実だと思うのですが、僕はフィルターを使うことで明らかに写真が上達したので、フィルターを使い続けていますし、皆さんに推奨しています。
あとから写真を作るよりも、現場で写真を作る方が上達が早いと信じています。
現場で構図を作り、現場で色味や光のバランスを調整する方が、写真そのものや、視覚心理や光への理解が深まるからです。
風景写真の「原理原則」「法則」「カラクリ」のようなものが見えてくると、風景写真の「勘所」が掴めてくるようになるのです。
というか、僕自身がそれを体験したということなんですけれども。
そう理由も含めて、このサイトではフィルターワークを推奨しています。
今後とも「H&Yフィルター部」をどうぞよろしくお願いいたします。
では、また(´∀`)ノ
tomoki (tomoki_hy)でした。
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